【考察】ゴッドバレー事件の黒幕はカイドウとビッグマム?真相はロックスを闇討ち?【ワンピース】

ロックス海賊団とガープ&ロジャーの戦闘が行われたゴッドバレー事件。

未だ謎が多い事件ですが、世間ではガープが英雄と呼ばれるきっかけになったとされています。

しかし、裏には様々な思惑があり、黒幕はカイドウとビッグ・マムで真相はロックスの闇討ちだったんじゃないかと思うんです。

ここでは、ゴッドバレー事件について考察していきます。



ロックス海賊団の結成

ロックス海賊団が結成されたのは海賊島「ハチノス」で、今では黒ひげが本拠地としている島です。

誰かの下につくとは思えないくせ者揃いのメンバーですが、結成した理由はなんなのか?

ロックス海賊団
・ロックス・D・ジーベック(船長)
・エドワード・ニューゲート(白ひげ)
・シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)
・カイドウ(見習い)
・シキ(金獅子)
・銀斧
・王直
・キャプテン・ジョン

どのタイミングで結成されたのかは不明ですが、ゴッドバレーで事件を起こすために集められたと思うんですよね。

ゴッドバレーを襲うことに、それぞれが別の目的を持っていたとすればお互いに協力するのも納得がいきます。

仲が悪かったとも言われていますので、単純にロックスの部下として活動していたわけではないでしょうし。

ではどんな目的があったのか、それを考察していく前にゴッドバレーには何があったのかを考察しておく必要があります。

ゴッドバレーの役割

ゴッドバレー事件が起きたのは38年前、ロックス海賊団とガープ&ロジャーが対決し、ロックスが敗北した事件です。

ガープは不本意でありながらも天竜人と奴隷を守ったとされています。

ゴッドバレーは直訳すると「神の谷」となり、そこに天竜人がいても不思議ではなさそうですよね。

神の谷は、古代エジプトの「王家の谷」がモチーフだと予想することができます。

王家の谷では、24の王の墓を含む64の墓が発見され、東の谷に60、西の谷に4の墓があったとされています。

ゴッドバレーには天竜人の歴代の墓があった可能性があり、奴隷が大勢で墓を作らされていたなんてこともあり得そうじゃないですか?

天竜人が墓参りをするとは考えにくいですが、年に1度、視察に来るイベントがあったのかもしれません。

であれば、いつ訪れるのかが外部に漏れる可能性があり、ロックス海賊団がピンポイントでその日に狙いを定めていた可能性も出てきます。

ロックス海賊団の目的

ロックス海賊団の目的には、それぞれのメンバーに異なる目的があったと考えています。

「世界の王」を目指していたロックスは、世界に君臨している天竜人をぶっ潰すことで目標に近づきます

白ひげは、天竜人を襲うことで奴隷解放を果たそうとしたとすれば、協力することも考えられます。

今後のために戦力拡大をしたいカイドウは、奴隷で強い奴がいれば手下にしようとしたかもしれません。

ビッグ・マムやキャプテン・ジョンなど他のメンツは、墓に眠る宝飾品(財宝)を盗むため!?

このように、それぞれが違った目的であっても目指すことは一緒だったために起きてしまったのではないでしょうか。

ガープとロジャーがいた理由

ロジャーがいたのは偶然だったようですが、近くを航海中にロックス海賊団を発見したために様子を見に来たとかなんじゃないでしょうかね。

さすがに、ロックスが天竜人を潰してしまうと世界が荒れてしまうでしょうし、一般市民のことを考えると守った方が良いと考え、ガープと組んだのでしょう。

ガープは、天竜人の護衛を兼ねて付いてきたと考えれば、いたとしても不思議ではありません。

海賊と組んで倒したこと、天竜人と奴隷を守ってしまったことで、ガープが自分からは話したがらない事件。

ロジャーと協力したことは記事にはならなかったと思われ、世間的にはガープが倒したことになっているということ。

どことなく、クロコダイルを倒した時のスモーカーと似ていますが、本当に2人だけでロックス海賊団を倒したのか疑問なんですよね。

ちなみに、シャンクスはゴッドバレー事件の関係者だと思っています。



ロックスの闇討ち|カイドウとビッグ・マムが黒幕

ゴッドバレーでの戦いの最中で、カイドウとビッグマムがロックスを闇討ちしたと思うんです。

2人とも、将来的にさらなる高みを目指していたと思うので、強い奴は消せるときに消したいはず。

ロックスが頭一つ強かったとすれば、2人が協力して裏切ったということもあるんじゃないでしょうかね。

ロックス以外のメンバーが捕まったり犠牲になったりしていないのも怪しいですし、ロックスを倒してさっさと島を脱出したのでは!?

さすがに、他のメンバーもロックス、カイドウ、ビッグ・マムがいなくなったら形勢が不利なので解散するでしょうし、そこまで長く戦わずしてガープ側が勝ちになったと考えています。

海賊同盟が結成された際によく使われる表現「海賊は裏切る」、これは過去に大きな裏切りがあったことを示しているのでしょう。

その代表的なものがゴッドバレー事件とロックス海賊団のことなのではないでしょうか。

悪魔の実を奪った!?

もし、ロックスが悪魔の実の能力者だったとしたら。

それも、今のカイドウが持つ龍の能力の前任者だったら、カイドウがビッグ・マムに闇討ちを頼んで協力してもらったことにも意味があると思うんですよね。

ソルソルの能力でロックスが息絶える直前に魂を奪ってカイドウに入れたとしたら、能力者狩りができるのでは!?

当時のカイドウはまだそれほど強くなかったものの、四皇にまでなれたのは龍の能力を得たからであり、これでカイドウの本当の目的も達成されたのでしょう。

カイドウがビッグ・マムにしたでかい借りについて昔のことと言っていますし、一生の恩とも言われています。

ビッグ・マムにとっても最強のロックスを消すことに成功したので、2人の思惑はWin-Win

借りについては、ヤマトのこととよく考察されていますが、能力に関することだったのではないかと推察します。

ということで、ゴッドバレー事件の史実として言い伝えられていることはねつ造で、本当はカイドウとビッグ・マムがロックスを闇討ちしたのではないかという考察でした。

奴隷のこともあるので政府は世間に広めたくなかったわけで、記事にはならなかったということ。

その後は、ゴッドバレーからマリージョアに墓を移して島を消し去ったのでしょう。

19人の王たちは800年前にマリージョアに住むようになったので、それ以前の神(イム様?)の墓が青海にあっても不思議ではありませんし。



シェアする

フォローする