【考察】カン十郎はオロチを裏切る?モチーフの歴史からの妄想【ワンピース】

カイドウにあっけなく一発で討たれてしまった黒炭オロチ。

そして、お菊が斬ったと思われる黒炭カン十郎。

この2人は、赤鞘九人男の討ち入りの作戦を引っかき回し、見せ場を作ってくれたためにこのままフェードアウトでももはや不思議ではありません。

とはいえ、これで本当に終わりなのか・・・どうしても生きてる気がして仕方ありません

ということで、生きていることが前提ですが、モチーフとなった歴史上のできごとから、カン十郎が再び光月家側に寝返るかもしれないという考察をしてみたいと思います。



オロチとカン十郎は生きている?

オロチとカン十郎は、それぞれカイドウと赤鞘に討たれてしまい一旦、戦いの場から姿を消しました。

2人には、読者の多くがムカついたと思いますが、悪役としての討ち入りまでの立ち回りは見事でしたよね。

何度もストーリーを盛り上げてくれましたし、このままいなくなったほうが流れ的にもスッキリしているのかもしれません。

ただ、オロチはともかくカン十郎についてはまだまだ諦めませんよ!!

オロチはカイドウに首を飛ばされましたが、ヤマタノオロチの能力を考えてみても、他の7つの首が無事なため生きていると思えてしまいます。

カン十郎も、やられたのが絵だった場合、無事の可能性があります。

カン十郎は、刃武港からモモの助を拉致って鬼ヶ島に向かう際に、日和を消すと息巻いていたのでワノ国の本土に向かう可能性もあるでしょうね。

とはいえ、途中でマルコとかに見つかって結局やられてしまうのかもしれませんが・・・。

↓の記事でも書きましたが、福ロクジュが戦上を離れてどこかに向かったのが怪しく、オロチと合流しているのかもしれません。

カン十郎はオロチを裏切る?

カン十郎は、おでんと出会ったときからずっと演技をしていたというヤバすぎる奴です。

しかし光月家に戻ることをまだ諦めていないという方も多いのでは!?

さすがに、モモの助をボコボコにし、赤鞘九人男をナメ腐っていたので許したくはありませんが。

ただ、ワノ国編のモチーフとなったと思われる歴史のできごとを見てみると、オロチを裏切る可能性もあると思うんですよね。

ワノ国編は、様々なモチーフを元に描かれているっぽいのですが、大きく分けると2つになると思います。

・赤穂浪士
・豊臣秀吉



歴史から見る~赤穂浪士~

討ち入りは、日本人の多くが知っている「忠臣蔵」として何度もドラマ化されている赤穂浪士がモチーフになっていることは明らかです。

忠臣蔵は、主君の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇となる吉良上野介(きらこうずけのすけ)を、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)以下47人で討ち入りを果たしたという話になります。

おでんの仇であるカイドウとオロチを、錦えもん率いる侍たちが討ち入りする展開はまさに忠臣蔵。

雪が舞い散るな討ち入りに向かったというのも、世界観に近いものがあるんですよね。

気になるのは、討ち入りを果たして主君のお墓に報告しに行った際に、一人どこかへ行ってしまい姿を消していたという点。

もしかしたら、ワノ国編でも最後の最後で誰かいなくなってしまうかも・・・!?

歴史から見る~豊臣秀吉~

そして、大きなテーマになっていそうなのが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の天下人。

それぞれ当てはまる人物は次のとおり。

織田信長・・・光月スキヤキ
豊臣秀吉・・・黒炭オロチ
徳川家康・・・光月モモの助?

スキヤキに取り入って将軍にまで上り詰めたオロチは、織田信長に仕え農民からのし上がった豊臣秀吉とソックリです。

しかし、ご存じのとおり豊臣秀吉が亡くなったあとには徳川家康が天下を取っています。

ということは、今後ワノ国を治めることになると思われるモモの助が徳川家康ということになりそうですかね。

名前的には霜月康イエがあからさまに家康ですが、これは名前だけだと思っています。

ちなみに、おでんのモチーフは、その豪快さと処刑のエピソードから石川五右衛門になります。

五右衛門は、史実でも秀吉の軍勢に捕まって処刑されているのでそのまんまといっていいでしょう。

ただし、トキ様がいたお城は焼き討ちにあったので本能寺の変のオマージュだったのかもしれません。

歴史から見る~小早川秀秋~

家康が、江戸の将軍になる大きなきっかけとなったのが関ヶ原の戦いです。

東軍が徳川家康、西軍は石田三成が有名ですが、豊臣秀吉はその頃にはもう他界しています。

豊臣亡きあとの覇権争いといったところで、石田三成は豊臣政権を拡大しようとする勢力で、家康は反対派。

小早川秀秋という人物は秀吉の養子として迎えられた人物で、関ヶ原の戦いでも西軍で参加しました。

しかし、戦いが始まると東軍に寝返って、結果的に豊臣家の衰退を後押ししたキーマンとなったのです。

オロチに拾われたカン十郎に似ているところがあり、もし、関ヶ原に戦いが鬼ヶ島決戦を示しているのであれば、光月側に寝返る可能性もあるんじゃないでしょうかね。

カン十郎が寝返り、お庭番衆やナンバーズ、飛び六胞なんかを倒す展開、もしくは日和を助けるといったシーンが見られるかもしれませんよ。

ということで、オロチとカン十郎が生きていたとしたら、カン十郎は光月家に寝返るのではないかという考察でした。



シェアする

フォローする