第1007話「たぬきさん」の感想になります。
第1006話では、バオファンがヤマトとしのぶを発見し、モモの助(ヤマトの胸の中なので見えない)が「開かずの倉庫」から逃げたと城中に報告。
通信を聞いていたサンジはモモの助としのぶが一緒にいることを把握し、モモの助のところへ行くのか赤鞘たちのところへ行くのか迷いながらどどこかに向かった模様。
一方、鬼ヶ島の入口ではペロスペローがワンダとキャロットに勝利し、ドーム内ではマルコの炎の効果が切れはじめ氷鬼に戻りつつある感染者。
氷鬼の薬を作っているたぬきさん(チョッパー)に敵を近づけないように戦っていたヒョウ五郎は全盛期の身体を取り戻し、アプーも苦戦するほどの強さを発揮していました。
しかし、ヒョウ五郎もそろそろ氷鬼がむしばんできて、薬が間に合わない場合は自分の息の根を止めろとヤクザの親分達に命令。
クイーンが口からのビームでヒョウ五郎を狙うもマルコに阻まれ、マルコVSキング&クイーンは続行するもマルコには疲れが見えてきています。
ついにヒョウ五郎は氷鬼に侵され、弥太ッペがヒョウ五郎に刀を振りかざしたところで、今週号へ。
↓詳しくは第1006話の感想の記事を参考にしてみてください。
第1007話のあらすじ
ヒョウ五郎がお庭番衆と見廻り組を倒したことでモブたちは驚きまくり、ドレークも「ワノ国」が恐れられていることの理由が少し分かったと感心している様子。
弥太ッペが泣きながらヒョウ五郎の首をはねようと構える格好となり、同じく氷鬼が再び現れてしまった大マサの親分には綱ゴローが構えています。
氷鬼になりかけている百獣海賊団の面々もクイーンに直談判するも、プレジャーズは「廃棄要因」と言われ、ウェイターズには待っていてもSMILEは届かないと聞かされます。
最後くらいは「死に花」咲かせろとクイーンに怒鳴られるも、納得のいかないモブたちは敵も味方も関係なく氷鬼になった奴らを斬り、生き残ってこんな海賊団を辞めてやると考えを改めます。
クイーンは、「海賊は裏切るぞ」と、チョッパーが薬を自分だけに打ってトンズラするとののしり・・・。
ヒョウ五郎の首に弥太ッペの刀が振りかざされた瞬間、チョッパーが間一髪で薬を投与。
さらに、薬を大砲で発射した「チョパファージ霧砲(ネブライザー)」によりフロア全体に薬を撒き散らします。
チョッパーに向かってクイーンが口から砲撃するも、命の恩人を体を張って守るプレジャーズ。
そこへ「やるじゃねーかたぬき!」とマルコが助太刀しに来るが、モンスターチョッパーに変身して「たぬきじゃねェーっ!!!」と胃叫びながらクイーンにビンタ!
今までたぬきさんと言っていた、ヒョウ五郎をはじめとする親分たちやマルコは口を押さえて「なんかごめーん!!!」と冷や汗タラリ・・・。
一方、モモの助はヤマトの背中の中に隠れていましたが、龍の姿に変身してしまいます。
CP-0は、カイドウが昔捕まった時にベガパンクが血統因子を抽出して人工の悪魔の実を作り失敗・・・モモの助が食べたのはカイドウの遺伝子が入っているものだったようです。
そして、赤鞘たちは誰かに手当てをしてもらったようで、みんな立ち上がっています。
ドアが開けられ、そこにいたのは・・・なんと光月おでん!!というところで、次号へ。
・プレジャーズ・ウェイターズも寝返る
・海賊は裏切る
・たぬきは禁句
・クイーンと戦うのは怪物チョッパー
・モモの助の悪魔の実はカイドウの血統因子
・おでん登場!正体は?
薬の完成
第1006話の感想では、マルコが再び青い炎で氷鬼のウイルスを抑え込むのでは!?と予想していましたが、チョッパーの薬が間に合いました。
ヒョウ五郎と大マサの命が無事助かりました・・・しかし、ヒョウ五郎はまたヒョウ爺に戻っちゃっています。
チョッパーが満面の笑みでヒョウ五郎に薬を投与しましたが、その効果音が「キュピーン!!」っていうね。
久々にかわいさ満点のチョッパ-を見ることができたような気がします。
からの、ミヤギとトリスタンが大砲で薬を発射し、全員が助かることに。
「チョパファージ霧砲(ネブライザー)」の煙もチョッパー型のかわいい姿・・・。
ウイルスなんて戦闘に使うべきじゃない!!!
いつか必ず手に負えなくなるそ!!!(第1007話:たぬきさん)
こういうの嫌いですからねチョッパーは。
なんか、ホグバックにキレた時のことが思い起こされますね。
プレジャーズ・ウェイターズも寝返る
そんなチョッパーが気にくわないクイーンは、チョッパーめがけて口から銃撃。
しかし、体を張って守ってくれたのはプレジャーズの面々でした。
黙れクイーン!!アハハハ
おれの兄弟達はあんたにい殺されかけて・・・!!
このたぬきさんに命を救われた!!イカれた上司に殺されるより
おれ達は!!恩人に味方して死んでやる!!
野郎共そうだろ!!?(第1007話:たぬきさん)
これは、お玉の作戦で仲間になったSMILEの能力者であるギフターズに続いて仲間になる流れですね。
これで百獣海賊団のモブキャラは全てが侍&海賊側に寝返ることになりそうですね。
今のところはライブフロアの面々だけかもしれませんが、口コミで鬼ヶ島全体のモブキャラに伝わり百獣海賊団を裏切るかもですね。
海賊は裏切る
クイーンは、チョッパーが薬を自分だけに打って、トンズラしてると叫んでいました。
おう侍共!!
お前らもそこで何かを守ってるつもりかも知れねェが
タヌキの野郎も海賊だぞ!?・・・「抗体」をこの短期間で増やす!?
ムハハハ
不可能だ!!!てめェだけに抗体を投与してトンズラしてるに決まってる!!
ムハハハハハハ!!(第1007話:たぬきさん)
「貴様らと一緒にするなと!!」と返されると・・・
どうだかなァ!!
海賊は裏切るもんだ!!(第1007話:たぬきさん)
と息巻いた直後に、部下たちに裏切られているクイーンさん。
まさかのブーメランです!!
これは、百獣海賊団とビッグ・マム海賊団の同盟にも裏切りが起こるということを示しているのかもしれませんね。
たぬきは禁句
第1007話はタイトルが「たぬきさん」というばかりではなく、多くのキャラがチョッパーのことを「たぬき」と呼んでいます。
第1006話でも執拗に「たぬきさん」という言葉が飛び交っていて違和感がありましたが、この一撃のための前振りだったのかと納得しました。
ちなみに味方側が言うと平仮名の「たぬき(さん)」で、敵が言うと片仮名の「タヌキ」っぽいですね。
・侍のじいさん
・アプーの手下
・ヒョウ五郎
・マルコ
プレジャーズが、チョッパーのことを命の恩人と認識してからは「たぬきさん」に変わっています。
・侍のモブ
・クイーン ×3
・侍のモブ
・プレジャーズ ×3
・マルコ
たぬきで怒るのって、なんだかドラえもんみたいな展開・・・。
クイーンと戦うのは怪物チョッパー
モンスターになりクイーンに一発ビンタをかましたチョッパー。
これでキングとクイーンを相手にしていたマルコも随分と楽に戦うことができますね。
とはいえ、チョッパーが勝てるとは思えないので、結果的にある程度の時間を稼ぐ感じになりそう。
別の記事で、マルコは大看板2人にやられてしまうと予想したのですが、完全にハズレてしまいました。
サンジがどこに向かったのかによって変わってきそうですが・・・誰がクイーンを倒すのか気になりますね。
口からビームを出していたこともあるので、フランキーと戦うのも面白いのでは!?
さらにジンベエも飛び六胞では物足りないでしょうし、ジンベエ&フランキー2人が同時にやってくる可能性にも期待したいです。
モモの助の悪魔の実はカイドウの血統因子
ヤマトの背中に張り付いていたモモの助でしたが、弱気な発言をしまくり突然龍の姿になってしまいます。
一方、CP-0はまだ「来賓の間」でお話中。
モモの助が食べた悪魔の実について興味深い話が出て来ましたね。
カイドウといえば・・・・・・・・・・・
昔 奴を「海軍」が捕らえた時・・・・・・・・・!!ベガパンクがカイドウの「血統因子」を抽出し
作った”人工悪魔の実”があった・・・・・・政府はそれを渡すよう要請したが
どうしても納得のいかない”失敗作”だったらしく
それはずっと「パンクハザード」に保管されていた(第1007話:たぬきさん)
CP-0は、それが失敗作で良かったと言っているのですが、もしかしたら失敗作ではない可能性も??
というか、モモの助にはカイドウの血統因子が組み込まれちゃったということじゃないですか!?
モモの助がめちゃくちゃ強くなる可能性も出て来た!?
で、ヤマトはおでん・・・父子が完全に入れ替わっちゃっているのは、今後の展開にどんな影響をもたらすのか気になりますね。
おでん登場!正体は?
最後に宝物殿に場面が移り、錦えもんをはじめとする赤鞘九人男は目覚めています。
誰かに手当をしてもらったような夢のようなといった状態のようですね。
自分たちは「命を使い切っていない」ということで戦いに向かおうとします。
と、その時、宝物殿の扉が開けられ誰かが立っています。
そこにはなんと光月おでんの姿が・・・。
会いたかったぞ!!!
ずいぶん歳をとったな!!
わはははは!!(第1007話:たぬきさん)
え?
んんん???
どゆこと????
考えられるのは以下の可能性でしょうか!?
・福ロクジュの変身
・カン十郎の絵
・オニ丸の変身
どれになっても面白いかなと思います。
現実的にはオニ丸と日和が一緒に来ていると思うんですが・・・ただ、おでんに変身して生きていると思わせることに何の意味があるのか謎です。
むしろ、死者をバカにしていると思われても仕方がないですし・・・となるとカン十郎のほうがしっくりくるんですよね・・・。
もし、本物だったら、カイドウの敗北決定じゃん・・・。
誰がこんな展開を予想できたでしょうか・・・。
ということで、第1007話の感想でした。