百獣海賊団に潜入していた海軍「SWORD」の隊長だったことが判明したドレーク。
裏切り者だとクイーンにバレてしまったことで、フーズ・フーに追われ結局はルフィに味方することでピンチを脱することに成功。
とはいえ、ゾロの圧倒的な強さに驚いている描写もあり、力の差は歴然って感じでしたね・・・。
ワノ国編以降もルフィたちに関わってきそうなドレークですが、改めてワノ国までの動きと今後の展開予想をしておきます。
ワノ国までのドレークの動き
ドレークは海賊→海軍→海賊(実は海軍)という珍しい生き方をしてきた人物です。
小さい頃は海軍になりたいと思い、海軍の格好をして喜んでいるほどでした。
78巻のSBSで尾田さんも「X・ドレークの今後の行動が気になります!!」と書いていたので、キーマンになることは示唆されていたんですよね。
時系列 | できごと |
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13年半前 | ・バレルズ海賊団に所属し、父に暴力を振るわれる ・ミニオン島でドフラミンゴの鳥カゴから逃げ海軍に保護される |
13年半前~2年前 | ・海軍少将まで出世する ・海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊長になる ・ドレーク海賊団を結成 |
2年前 | ・「超新星」「最悪の世代」と呼ばれる ・シャボンディ諸島に上陸 ・キラーVSウルージの仲裁に入る ・パシフィスタと戦う ・ボルサリーノにやられる ・頂上戦争をマリンフォー沖で見守る |
2年前~現在 | ・カイドウのナワバリでスコッチと遭遇 ・百獣海賊団に入り飛び六胞になる ・カリブー海賊団を倒しカリブーをワノ国へ連行 ・編笠村を滅ぼす |
現在 | ・捕らえたローを逃がす ・スパイをクイーンに疑われる ・ルフィ側に寝返り百獣海賊団と交戦 |
バレルズ海賊団から逃亡
父のX・バレルズは元海軍将校で、ドレークも幼い頃は父に憧れていたため夢は海兵になることでした。
しかし、バレルズは海賊になってしまい息子のドレークにまで暴力を振るうようになってしまいます。
13年半前に、ミニオン島でドフラミンゴが鳥カゴを発動させたお陰で、バレルズ海賊団から逃げ出すことに成功。
海軍に保護され、海賊から海軍への道を歩むこととなります。
少年が保護されたという情報を黒電伝虫で盗聴していたバッファローとベビー5によりドフラミンゴも把握、その情報をローだと勘違いしてしまったのでした。
ドレークとローは13年前にニアミス状態にあり、お互いがいたことでどちらも助かったという運命的な2人なのです。
ドレークがローを逃がしたのには、カイドウを倒すのには戦力が必要だと感じてのことだと思いますが、何か思うところがあったのかもしれませんね。
海軍少将まで出世
海軍時代のドレークにはほとんど触れられていません。
ウルージには「墜ちた海軍将校ドレーク」と呼ばれているくらいでしょうか。
シャボンディ諸島でボルサリーノと鉢合わせたときには、黄猿に出会うつもりはなかったと言っています。
ボルサリーノも「ドレーク少将」と言った後あえてなのか「元少将」と言いなおしています。
これは、ボルサリーノがドレークの立場を知っているかどうかによって、このシーンの見え方が変わってきますよね。
この時、ボルサリーノはドレークにレーザーで傷を負わせているので、知っていたのか怪しいところですが、トドメを刺していないのも怪しい・・・。
ドレーク海賊団結成
海軍に身を置きながらも、ドレーク海賊団を結成。
誰の発案なのかは分かりませんが、海賊になって名をあげてカイドウの懐に潜り込ませる作戦だったのでしょう。
懸賞金もルーキーで億越え設定して、「超新星」の仲間入りできたのも海軍が仕組んだことだと考えられます。
何も悪いことをせずに懸賞金が膨れあがっていったのでしょうね。
カイドウの下っ端を見つけ、ぶっ飛ばすことでカイドウに認めてもらい潜入することに成功したって感じでしょうか。
百獣海賊団に入る
カイドウの部下であり海軍でもあるという難しい立場とはいえ、編笠村を壊滅させたことについては言い訳できませんよね!?
おそばマスクとも一戦交え、住人を危険な目に遭わせています。
「実は海軍だったんです!」って後で言われても許せるのか・・・!?
上手く飛び六胞まで上り詰めたのはいいですが、ゾロの強さにビックリしていたっぽいので、鬼ヶ島での活躍シーンはあまり期待できないかもしれませんね。
SWORD隊長と判明
海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊長だということが判明し、コビーが直属の部下ということも分かりました。
コビーがいるということはヘルメッポもいるでしょうし、ガープも絡んでいるのでしょう。
コビーとの合図が「海」「霧」に対して、かつてのセンゴクとロシナンテも「おかき」「あられ」と暗号を使っていました。
この2組の描写からも、センゴクやロシナンテもSWORD、もしくは前身の組織だったのでは!?
カイドウとビッグ・マムが同盟を組んだ情報は、サカズキの耳にも入っていたのでトップのメンツはSWORDを把握しているのでしょう。
しかし、SWORDは世界政府の悪の部分を探っていると思うので、サカズキに伝えていない情報も多くあると思うんですよね。
SWORDについては、↓の記事でも触れているので参考にしてみてください。
ドレークのワノ国以降の展開予想
ワノ国でルフィ側についたドレークですが、まずは生き残ることは大前提でお願いします。
ロシナンテのポジションと思うと、どうも危なっかしいんですが・・・。
コビーに連絡がいっているので、ワノ国を海軍が包囲する展開はあると思っています。
ドレークは、カイドウとビッグ・マムを倒してくれた海賊や侍たちに感謝し、スモーカーみたいに見逃すんじゃないでしょうか。
とはいえ、海軍たちは追いかけてくると思われ、そこでジンベエの操舵手としての本領が発揮され逃げ切る展開なのでは!?
麦わらの一味を追う
ワノ国編終了時点では逃がしてしまいますが、今後はルフィたちを追いかける立場になるかもしれません。
しかし、そのポジションにはすでにスモーカーがいるのでどうかなとは思いますが・・・。
どう考えても、ドレークの力では麦わらの一味には勝てないと思うのでどうなることやら。
海軍を辞める
まさかの海軍を辞めるという展開は・・・ないでしょうね。
やめる理由があるとすれば、海軍としてあるまじき行為をしてしまったことに対するけじめかな。
編笠村を滅ぼしているのは、なかなかの悪党ですからね。
辞めたところで海賊を本格的に続けるのもいかがなものかと思うので、この説は却下ですね。
世界政府と戦う
一番腑に落ちるのは、世界政府と戦う展開でしょうか。
SWORDが、海軍にいながら世界政府の悪の部分を探っている組織だとすれば、あり得ると思うんです。
センゴクやガープを中心に、世界政府のやり方に疑問を持った同志たちが所属し、五老星や天竜人に刃向かっていくのでは!?
スモーカーやたしぎあたりも怪しいですし、ヒナも入ればジャンゴやフルボディも加入でしょう。
黒ひげに繋がっているクザンも実はSWORDのメンバーとして潜入している可能性は十分にありますしね・・・。
ということで、ドレークについて見てきました。
とりあえず、最悪の世代の力を見せつけるためにも、飛び六胞の誰かを倒してほしい・・・。
ワノ国での活躍にも注目ですが、ワノ国編が終わった後にどのような立ち振る舞いを見せるのか、要チェックですよ。