頂上戦争のリトルオーズJr.の回想のなかでエースがワノ国に行っていたことが匂わされ、飛徹とお玉の証言によって明確となりました。
お玉との約束を果たせず二度とワノ国に来ることはありませんが、エースがキーパーソンとなっていることは明らかです。
さらにカイドウの息子(娘)であるヤマトとも会っていたことが分かりましたが何があったのか気になるところですよね。
お玉・ヤマトの2人とエースの間にはどんなことがあったのか、ルフィの仲間になるのかもあわせて考察してみます。
お玉とエースとの関係
4年ほど前、エースはワノ国に流れ着き、弱っていたところをおこぼれ町の住人に捉えられてしまいます。
食糧をあえて奪わせて腹一杯にさせ、デザートを花の都から奪ってきたと思われます。
その後は、編み笠の技術を教わり、後にリトルオーズJr.にプレゼント。
お玉はエースに懐き、一緒に連れて行ってほしいとお願いするも断られてしまいます。
妖艶なくの一でなくてはダメ、強くなくてはダメということでしたよね。
次にワノ国に来る際には腹一杯メシを食わせてあげることを約束し、ワノ国を後にしています。
しかし、ご存じの通り頂上戦争で命を失ってしまったので叶えることはできませんでした。
ルフィもエースと似た行動をし、友達として接してくれたことでアニキとして慕っている状況・・・というのがお玉とエースの関係になります。
ヤマトとエースに何があったのか
一方、ヤマトにもエースが会っていたことが判明しました。
ヤマトは20年前におでんの「伝説の1時間」を目撃し、航海日誌も拾いおでん信者となりました。
しかし、8歳の頃から20年間ものあいだ鬼ヶ島に監禁され、今に至っています。
何度もカイドウに挑むも返り討ちにあい、鬼ヶ島から出ることすらできなくなってしまいました。
その理由は、島から出ると爆発する手錠をかけられていたため。
では、エースとヤマトの2人に何があったのでしょうか。
おそらくですが、時系列的には次の流れになると思われます。
↓
お玉に出会う
↓
出航
↓
鬼ヶ島を発見し上陸
↓
ヤマトに出会う
カイドウには会っていない?
すでにカイドウが支配していましたが、ヤマトとは海岸で遭遇しカイドウにはバレていないのでしょう。
ヤマトは島の中であれば自由に動けそうなので、海外に行きたいヤマトが海を眺めていたのであればあり得る話です。
4年前とはいえ、エースほどの海賊が近づいてきたらカイドウも分かりそうなものですが、酔っ払っていたとかでしょうかね。
頂上戦争の時もシャンクスと小競り合いをしているので、ちょいちょい海にも出ていたっぽいし不在だったのかもしれません。
もしかしたら、カイドウと遭遇して戦った結果、敗北して命からがら逃げた可能性はありそうですが・・・。
ルフィとカイドウの戦いの時に、エースのことをカイドウが話したら激アツですね!
話したらルフィにパワーを与えてしまうので、カイドウは話さない方が良いと思いますが。
※ヤマトとエースは戦った後に仲良くなり、また会う約束をしていました。カイドウは予想通り遠征中でエースとは会っていませんでしたね。
強くなければいけない
ヤマトも海外に行きたいと考えていると思われ、エースに連れて行ってほしいとお願いしたに違いないでしょう。
手錠を外さなければいけないという条件がありますが、エースはまだ外す覇気を得ていなければ連れていけません。
困った人を無視できないと思うので、次に来る際には外せるようになって助けるという約束はしたかもしれません。
ただ、お玉にも言っていましたが、海に出るためには強くなくてはダメだと諭したのでしょうね。
もしかしたら、自分が戻って来る前に麦わら帽子を被った海賊が来るかもしれないので、その時はそいつに頼んでみるといいよとでも話していたのかもしれません。
ルフィの夢をエースが話していたら、日記に書かれているロジャーと同じことを言ってると感づきますしね。
それを聞いたヤマトは、おでんの日記に書かれていたラフテルでの秘密、さらに書かれていたと思われるジョイボーイに似た空気を感じ、ずっとルフィを待っていたのでしょう。
エースとヤマトは戦った?
ルフィと少しだけ戦ったヤマトは、ルフィとエースを重ねていました。
強いことや本気を出していないということを言っていたので、エースとも戦ったことが分かります。
エースから強くなければ連れて行けないと言われ、自分の強さをアピールするために戦いを挑み負けてしまったと思われます。
ということは、ヤマトもまだそこまで強くなかったわけで、いつかくるルフィに認めてもらうために修行した可能性が高いですね。
※ヤマトとエースはお互いに本気を出さず、結果は互角で、エースはルフィのことを楽しそうに話していました。
おでんはワノ国に上陸した白ひげにお願いして勝手についていきました。
自称おでんのヤマトが、後の白ひげ海賊団の隊長に出会っていたのは運命的なものを感じます。
さらに、おでんはロジャーの船に乗ったわけですが、エースはロジャーの息子ですし・・・。
さらにさらに、ルフィはロジャーと同じ空気を持った人物でエースの弟・・・ヤマトも4年間ルフィを待っていたとなるとそりゃテンション上がっても仕方ないですね。
お玉・ヤマトはルフィの仲間になる?
お玉もヤマトもエースと約束をしていたとなると、2人ともルフィの仲間になる可能性が出てきます。
ワノ国編ではジンベエがようやく仲間になりましたが、一気にあと2人入るってこともあるのでは!?
↓の記事ではルフィを入れて18人になるのではないかという考察をしています。
ちなみに16点鐘は「去る年に感謝し8回、新しい年を祈り8回、計16回の鐘を鳴らす」という意味なので、前半の海で8人、新世界で8人仲間の数となり16人(ルフィ入れて17人)の仲間になることを示唆していたということも考えられます。
お玉の場合
お玉の場合は、エースの仲間になる条件として2つありました。
・強くなること
8歳のお玉はどちらも条件を満たしていませんね。
しかし、しのぶのジュクジュクの能力で大人になることは可能です。
ルフィに連れていってほしいお玉は、しのぶにお願いするのではないでしょうか。
ただ、ルフィは年齢関係なく友達として接するため、もう仲間だろと言ってジュクジュクしなくてもいいよと止めるかもしれません。
きびだんごの能力も後に発揮されそうなので、仲間になる可能性は十分に考えられるます。
ちなみに、ジュクジュクはモモの助に使って、カッコイイ将軍としてワノ国を治めるのだと思っています。
ヤマトの場合
ヤマトは、おでんの意思を引き継いで開国したいと考えています。
ただ、それはモモの助がいないと思っていたからであり、将軍の座はモモの助に譲れば良いだけです。
自由に憧れているヤマトは、ルフィのほうがおでんだと言っていることからも、おでんとルフィを重ね合わせています。
おでん(ルフィ)の冒険や夢の果てをそばで見たいという夢に変わってるかもしれません。
断られたとしても、サニー号に捕まっておでんのように着いてきてしまうのではないでしょうか。
もし船に乗るのであれば、航海日誌の内容を言わないことを条件にすると思います。
ということで、お玉とヤマトの2人とエースの関係性、さらには麦わらの一味になるのかもあわせて考察してみました。
お玉もヤマトもキャロットも仲間になっちゃえばいいと思うんですけどね・・・というか希望です。