第1014話「人生の大根役者」の感想になります。
第1013話では、うるティをアッサリ倒したビッグ・マムが、ナミ、ウソップ、お玉に攻撃。
マムを追っていたキッドがタイミングよくそれを止め、ビッグ・マムVSキッドという構図に。
ゼウスはマムにもナミにも嫌われてしまい、せめてナミには最期を見ていてほしいと決意。
マムに突っ込んでいきますが、すぐに魂を抜かれ、新たなホーミーズであるヘラに食べられてしまうことに・・・。
一方、屋上のカイドウVSルフィは描かれることなく勝敗が決し、ルフィが白目向きながら鬼ヶ島から落下・・・というところで今週号へ。
↓詳しくは第1013話の感想の記事を参考にしてみてください。
第1014話のあらすじ
鬼ヶ島から落下していたルフィはそのまま海へザブーン。
バオファンと連絡を取るカイドウは、鬼ヶ島中にルフィの敗北という結果を報告。
一方、腰にモモの助の人形のようなモノを付けて暴れているヤマトを見て、モモの助と一緒にいると騙されるザコたち。
しかし、メアリーズにはバレバレで、モモの助としのぶの位置も知られてしまいます。
モモの助はおでんの日記を読んで、改めて死んではダメだということを認識。
しかし、突然頭を抱えて叫び・・・後に錦えもんと菊の丞が到着。
クイーンと戦っているチョッパーは、ペロスペローからも攻撃を受けていて苦戦中。
他、マルコ、フランキー、ジンベエ、キッド、ブルック、ロビンが描かれ、相変わらず戦っています。
カイドウは全員に降伏を求め、部下として服従させることを提案しますが、ゾロとサンジは即座に否定。
モモの助たちのところにはおでん(カン十郎)がやってきて、菊の丞が戦いますが刺されて敗北。
錦えもんがすかさずカン十郎を斬って難を逃れますが、そこにカイドウが登場。
錦えもんに金棒が振り下ろされて敗北・・・モモの助が泣け叫び・・・次回へ。
・モモの助はおでんの日記を読んだ
・ランブルボールの時間延長
・仲間たちの戦いの状況
・菊の丞の敗北
・カン十郎の敗北
・錦えもんの敗北
・圧倒的な絶望感・・・どうやって倒す?
・モモの助の叫び
ルフィは海への中へ
戦いの描写もなく敗れ去ったルフィは、海の中に沈んでいってしまいました。
カイドウ曰く、覇王色の覇気をまとって戦ったみたいですが「ゴムゴムの何だって?」と相手にされなかった様子。
そこでカイドウが気になる発言をしています。
お前も・・・
“ジョイボーイ”には・・・・・・なれなかったか・・・・・・・・・!!
なんとカイドウもジョイボーイの存在を知っていたんですね!?
「お前も」ということからも、他に誰かのことを指していますがロジャーのことなのでしょうかね?!
それとも同じ四皇のシャンクスのことなのか、ロックスのことなのか・・・気になります。
今のところルフィのことを助けられる人物が思い当たらないので、果たしてどうなるのか。
ライブフロアを諦めてサンジが助けに行くのか?
ローがどこかへ消えているので、シャンブルズで救うのか??
気になりすぎますね。
モモの助はおでんの日記を読んだ
おでんの日記を読んだモモの助は、改めて「自分が死んではいけない」ということを認識しています。
これはロジャーやおでんができなかったことをするためには、ルフィだけでなくモモの助の存在が不可欠ということなのでしょう。
光月家である自分がワノ国を開国し、ジョイボーイを受け入れなくてはいけない・・・。
モモの助は古代文字を扱えないのでおでんよりもスペックが低いように思えますが、唯一優れていることがありますよね。
それは象主に命令できたことであり、今後この能力が大きな鍵を握ることになると思われます。
ランブルボールの時間延長
クイーンと戦っているモンスターチョッパーは、なかなかいい勝負をしている様子でした。
が、背中にはペロスペローのアメの矢の雨を受けてしまっています。
クイーンは押されぎみですがかなり余裕があり、対してチョッパーは息が上がていて敗北の予感が漂ってきています。
ランブルボールの効果が切れてないか気になるところでしたが、30分にまで延長されていて残り10分程度に・・・。
時間を延ばす技術を提言したのはシーザーだったというのは驚きでした。
回想では、自分へのリスクを気にするチョッパーに、シーザーが覚悟の部分で言い聞かせているのは何とも皮肉めいています。
まさかまさかのシーザーのアドバイスにより、ランブルボール強化に成功。
ですが、クイーンのビーム攻撃「ブラック光火(コーヒー)」を撃たれ・・・避けましたがはたしてどうなるのか・・・。
チョッパーは負けて、サンジが戦う流れが王道ですが、ルフィを救いに行ってほしいしこちらも展開が気になりますね。
仲間たちの戦いの状況
バオファンやメアリーズによって鬼ヶ島全体にルフィ敗北の知らせが放送されました。
それを聞いている麦わらの一味や仲間たちは、いずれも戦闘中。
キング VS マルコ
ササキ VS フランキー将軍
フーズ・フー VS ジンベエ
ビッグ・マム VS キッド
ブラックマリア VS ロビン&ブルック
この他、ローの顔が描かれ、ウソップとナミと一緒にいるお玉は泣いています。
カイドウは「降伏」を促し、部下になるなら命を助けると提案。
サンジとゾロは即答で拒否。
アプーVSドレーク、ホーキンスVSキラーは描かれることもなく・・・にしてもみんな飛び六砲に手こずりすぎでは!?
むしろ戯れているようにしか見えなくなってきた・・・。
菊の丞の敗北
モモの助としのぶの元に辿り着いた錦えもんと菊の丞。
すぐにおでんの絵をまとったカン十郎も来て、モモの助としのぶは驚きの表情を見せます。
が、すぐにお菊が斬りにかかります。
しかし、おでんとの日々を思い出してしまい、斬ることができないお菊は逆に刺されてしまいました。
サブタイトルの「人生の大根役者」って美輪明宏さんの歌がモチーフっぽいですが、これがカン十郎の人生とリンクしている感じなのでしょうね。
ただ、カン十郎のことだけでなくお菊のことも指しているんだろうなと感じます。
錦えもんには「カン十郎を討つ」と強がってましたが、実は斬れないことは自分でも感じていたんじゃないでしょうかね。
お菊がいくら強がっても、優しさがにじみ出すぎて「強がりの演技が下手」だったのでは!?
昔の楽しい思い出をごまかすことができなかったんですね・・・。
瀕死の状態になってしまいましたが、それにしてもお菊だけ傷与えすぎではないですか??
カン十郎の敗北
お菊が刺され、すかさず錦えもんが一太刀。
あっさりとカン十郎は倒れてしまいました。
にしても、おでんの絵を身にまとうこともできたんですね・・・。
カン十郎も演技の上では親友だった錦えもんに斬られたかったようです。
舞台上での話とはいえ、そんな気持ちもあったのであれば何とかなったような気もするんですけどね。
なんだかむなしい人生だったような・・・。
錦えもんの敗北
カン十郎を倒して、ようやく一息付けると思った瞬間のカイドウ登場。
しのぶにモモの助を連れて逃げるように指示。
カイドウは何も言わずに、錦えもんの頭上から金棒を振り下ろします。
二本の刀で受けるも刀は折れ、おそらくは重傷を負ってしまっています。
さすがに覇王色の覇気をまとった一撃をまともに受けてしまっては戦線離脱でしょうね。
圧倒的な絶望感・・・どうやって倒す?
カイドウが下に降りてきたことでまったく展開が読めなくなってきてしまいました。
この圧倒的な絶望感をどうやって止めるのでしょうか?
ルフィは海の底、ゾロは包帯ぐるぐる、キッドはマム戦、ローやサンジでタイマンはキツい・・・。
麦わらの一味はそれぞれ戦っているし・・・。
もちろん、ルフィをどうやって助けるかがポイントだと思いますが・・・。
お玉ちゃんのきびだんごに仙豆のように回復できる効果があればいいんだけどね・・・。
モモの助の叫び
おでんの日記を読んだからなのかは分かりませんが、その直後に頭を抱えて叫ぶモモの助が描かれました。
これは頭の中に声が聞こえてしまっているからっぽいんですよね。
「誰でござるか!!?」
と独り言を叫んでいるのです。
カイドウが近づいてきているからなのか・・・。
もしかしたら、しらほしのように海王類の声が聞こえているのかもしれません。
過去編では、魚人島でおでんも海王類に反応していたので、モモの助が聞こえても不思議ではありません。
ルフィを助けに近くまで来ている海王類の声を受信してしまったのでは!?
もしくは、ゾウがワノ国の近くまで来ていて、再びモモの助に命令してくれと話しかけてきているかも!?
このどっちかだと思うんですよね・・・もう、このピンチを救うのは人間じゃない気がします。
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ということで、第1014話の感想でした。