ワノ国の最終決戦の場に、ルフィ、ロー、キッド、キラーと共に立っているゾロ。
炎を斬れるようになったり、閻魔での斬撃では初めてカイドウが避けたりと、第1002話までの序盤では一際目立った活躍をしています。
これって、もしかしてカイドウを斬るのはゾロって流れなんじゃないかと思うんですよね。
もちろん、ルフィが倒すって可能性が高いのでしょうけど、そろそろゾロにボスキャラを倒させて欲しいという希望も込めています。
カイドウはゾロが斬る流れになる?
第1002話では、ゾロの大技「飛竜火焔」がカイドウに避けられましたが、これはビッグ・マムが危険を察知してカイドウに避けろと叫んだから。
閻魔により覇気を放出してしまったために息切れし、マムの雷攻撃「天満大自在天神」が直撃してしまいました。
とはいえ、ルフィのギア4にも劣らない活躍を見せ、むしろ他の船長(ロー、キッド)よりも強いんじゃないかとせ感じさせてくれています。
どうもゾロの戦いはいつもケガなどのハンデを背負っていることが多く、今回も閻魔による体力消耗ってのがありそうです。
しかし、カイドウはゾロが最後にトドメを刺すって流れになりそう(勝手に感じているだけ)なんですよね。
そんな雰囲気を感じる根拠(?)をまとめてみます。
おでんの気配を感じる
一刀流「火竜火焔」を放つ瞬間、カイドウはゾロにおでんの気配を感じていました。
閻魔によりおでんのような雰囲気を感じただけかもしれませんが、ゾロの「強い侍」の空気感がそう思わせたのかもしれません。
カイドウは赤鞘九人男に「侍が好きだ」と語っていますし、ロジャーや白ひげのように死ぬことで人生が完成するとも思っているようです。
カイドウは、おでんのような強者に斬られることを望んでさえいるっぽいので、ゾロに期待することになるのでは!?
閻魔を手にしている
閻魔は20年前におでんが手にしてカイドウと戦い、唯一、体に傷を与えた刀の一つでした。
錦えもん、イヌアラシ、アシュラ童子らも「おでん二刀流」でカイドウと戦いましたが、おでんほどの力はなく敗北。
鬼ヶ島が花の都に着いたら、飛徹あたりにモモの助がおでんから譲り受けた「天羽々斬」を渡されて、おでんの二刀流が揃うのかも!?
また、和道一文字もワノ国の刀だということが判明しています。
ゾロの三刀流は、おでん二刀流にプラスして和道一文字なので、さらに上の力を発揮するってことになる!?
リューマのオマージュ
パンクハザードでドラゴン十三號を斬ったゾロのシーンは、短編集「WANTED」でリューマがドラゴンを斬った場面のオマージュだと思われます。
2年前にスリラーバークでリューマのゾンビと戦った縁もあるので、読者としてもうれしい描写でしたよね。
これは後に起こるカイドウ戦への序章に過ぎず、すでにカイドウはゾロによって斬られるという暗示だったのかもしれません。
リューマは右手で刀を振り下ろし、左手は右手に添えて斬っていました。
ゾロはいつもであれば一刀流だと左手ですが、第1002話で繰り出した「火竜火焔」は右手で振り下ろす技なんですよね・・・しかも左手を右手に添えて・・・完全にリューマにダブらせようとしているように感じませんか?
霜月家との関係
ゾロはシモツキ村の生まれですが、村を作ったジジイがワノ国出身の霜月コウ三郎どということが判明しています。
その息子のコウシロウがゾロの師匠であり、くいなは孫だったというのです。
SBSでは、ゾロもワノ国の血筋であることが示唆されているので、ワノ国の侍と同じ血が流れているということになりそうなんですよね。
日和がゾロと良い感じの関係性を築いているのも、康イエがゾロについっていったのも何か感じていたからなのかもしれません。
特に康イエは霜月家の人間ですしね・・・。
もし、ゾロが霜月牛マルの直径の子孫だったら、カイドウと戦っている姿を見たオニ丸(牛マルの相棒のキツネ)の視点で昔の回想シーンがあるかもしれません。
牛マルもカイドウに戦いを挑み、やられていたなんてこともあり得そうですしね。
牛マルやコウ三郎の時代の過去編も描かれる可能性があり、ゾロの顔にソックリだと判明するのでは!?
ホールケーキアイランドのサンジとの比較
ホールケーキアイランド編は結婚式やジェルマの話など、サンジ中心のストーリーでした。
麦わらの一味の両翼を担っている2人の比較ということで、次はゾロのターンになっても不思議ではありません。
しかも侍がいっぱいいる国なので、世界一の剣豪を目指しているゾロが活躍しないでどうするんだって話ですよね。
カイドウ戦は、「最悪の世代」が新世代として戦いを挑む流れになったので、ゾロはOKでサンジはNGの雰囲気。
この展開を見越して、2年前の超新星のメンツの中にゾロを入れていたのでしょうね。
モーガン戦のオマージュ
モーガン戦のオマージュについては、しつこいくらいに言いまくっています。
第1000話の最後でルフィが登場して赤鞘たちのピンチの場面でカイドウに一発かな。
ルフィとゾロが同時に登場して
「ナイスゾロ」
「お安い御用だ船長」が再び出てきたらアツすぎ!#ONEPIECE
— もき (@mokichan13) September 30, 2020
ゾロと共闘した最初のバトルであり、敵の大将をゾロが倒すという珍しいシーンでした。
この時のやり取りが、そのままカイドウ戦に出てくるのではないかと予想しているんですよね。
ルフィ
「ナイス ゾロ」ゾロ
「お安い御用だ 船長(キャプテン)」(第6話:1人目)
ルフィがビッグ・マムにトドメの攻撃をして、その隙にルフィを狙うカイドウをゾロが斬り捨てる・・・。
2人同時に四皇が倒されるなんて思うだけで鳥肌モンです。
そして、上記の会話が繰り広げられたら、ファンは大歓喜でしょう!!
2年後のゾロの沈黙はこの日のためだった!?
ゾロは、2年後になってから、本気を出した戦いをしていないと思うんですよね。
これは、誰もが思っていたことなんじゃないでしょうか?
主な対戦相手となってた敵を見てみると・・・ガッツリ戦ったのはあまりいませんね。
・ヒョウゾウ
・モネ
・ピーカ
・鎌ぞう(キラー)
ちょっと戦ったのが次のメンツなどなど。
・ドラゴン十三號
・イッショウ(藤虎)
・牛鬼丸(オニ丸)
・狂死郎(傳ジロー)
一番苦戦したピーカ戦でさえも余裕だった印象ですよね。
いままで、本気を出してこなかったのは、四皇との戦いで一気にゾロの強者感・存在感を出すためだったのではないかと思うんです。
閻魔による覇気の吸い取られはあっても、ケガによるハンデのないゾロの本気を見せつけてくれることを願っています。
ルフィ、ロー、キッド、キラーのファンには申し訳ありませんが、カイドウの首はゾロにくれてやってくれはしませんか??
いつもはルフィに大将の首を譲っていますが、今回はゾロも本気で狙いにいってるようですしね。
世界一強ェってカイドウを!!
ブッた斬りに来たんだよ!!!(第997話:焔)