第1000話では、エースのビブルカードをヤマトが作って渡していたことが明らかとなりました。
アラバスタ編でエースがルフィに上げたビブルカード、その背景にはヤマトの存在があったんですよね。
その頃にはすでにヤマトはルフィを待っていたというのも何だか不思議な気分にさせられます・・・。
ところで、エースのビブルカードってどうやって作ったんでしょうか?
エースとヤマトのセリフ
エースのビブルカードが最初に出て来たのは第159話、メリー号の上でルフィに渡した時でした。
その際にエースがルフィに言った言葉に注目してみましょう。
ルフィに「ただの紙きれじゃんか」と言われ以下の発言をしています。
そうさ
その紙きれがおれとお前を
また引き合わせる(第159話:来いよ)
そして、第1000話でヤマトがエースに渡した時のセリフがこちら。
エースもルフィと同じく「なんだ紙きれじゃねェか」と言うと
そう!
この紙きれが僕とキミを
また引き会わせてくれる!!逸れたくない仲間や
また会いたい人にちぎって渡すといい(第1000話:麦わらのルフィ)
エースの時は「合う」でヤマトの時は「会う」というのは何か意図があるのでしょうか!?
ルフィには兄の威厳を保ちたかったのかもしれませんが、実はヤマトの受け売りだったっていうのも何か良いですよね。
アラバスタ編の時点で、すでにエースのすぐ裏にヤマトがいたというね・・・これが最初から決まっていたストーリーなのであれば凄すぎます。
ヤマトはエースのビブルカードをどうやって作ったの?
ところで、ヤマトはエースのビブルカードをどうやって作ったのでしょうか?
ルフィたちだけでなく、読者も同じタイミングでビブルカードの存在を知りました。
スリラーバーク編でローラがナミにビブルカードを渡した時に詳しい説明をしてくれているんです。
当時はママのビブルカードとだけ言っていましたが、これが後にビッグ・マムだったと判明し、ホールケーキアイランドで役にたちましたよね。
これはただの紙じゃないのよ
濡らしても燃やしても平気なの!自分の爪の切れ端を
お店に持ってくと
それを混ぜて特殊な一枚の紙を
作ってくれるわけそれが別名「命の紙」
“ビブルカード”(第489話:8人目)
つまり、エースの爪を手に入れてビブルカードを作ったわけです。
戦ったあとに酒を酌み交わして・・・そのあと、まさかイチャイチャしていたんかい!?
「エース、詰め切ってあげる」とか??
おそらく永遠に謎のままでしょうけど、これは明らかになってほしいものです。
ビブルカードは新世界にしかない
ローラ率いるローリング海賊団は、ビブルカードが新世界にしかないことも教えてくれています。
ということは、4つの海や偉大なる航路の前半の海にしか行ったことがない人は知らないブツなわけです。
ただ、ローラも新世界にしかないと聞いて「そうなの?」と言っているのでそこまで有名な話でもないのかな!?
まあ、ローラは四皇の家族なので情報はいろいろ入ってきていたと思いますし、珍しくなかったのかもしれません。
というか、ローリング海賊団の船員たちはけっこう情報通なんですね。
あのメンツで新世界から魚人島を通ってスリラーバークまで来てたんだから、そりゃそれなりの知識はあるか・・・。
むしろエースは、ワノ国にたどり着くまでビブルカードを知らなかったってのは意外でしたね。
ビブルカードの技術はどこで学んだ?
ビブルカードはお店に持っていって作ってもらうとローラは言っていました。
しかし、ヤマトは自力で作っちゃっています。
では、ヤマトがそのお店の人なのか・・・ワノ国を出たことがないのでそれはないでしょうね。
まさか、ビブルカード事業もカイドウが金儲けのために展開していたのかな!?
で、カイドウの目を盗んで作り方の書類を盗み見たとか!?
カン十郎もゾウにジャックを引き寄せるためにビブルカードを使っていたっぽいので、怪しいといえば怪しいですしね。
それか、おでんの航海日誌に冒険の途中で知ったビブルカードの作り方について書かれていたのでしょうかね。
エースのビブルカードが、どのようにして作られたのか判明する日は来るのでしょうか!?
ちなみにルフィたちはローが持っているビブルカードを追ってゾウに着いたので、ローも新世界で作っていたという事実。
麦わら大船団とベラミーがそれぞれ持っているルフィのビブルカードはサボが作ってくれていましたが、これもいつの間にか完成していました。
ということは、爪じゃなくても作れる新技術があるってことなのでしょうか??