第1000話では、おでんの日記の内容が徐々に明らかとなってきました。
そのなかで注目すべきなのが「ロジャーの言葉」について。
エースがヤマトに話したルフィの「夢の果て」と、日記に書かれていたロジャーの言葉が同じ内容だったことで、ヤマトの目には涙が浮かんでいました。
ロジャーや白ひげ、おでんが待っていた人物こそがルフィであることを理解したヤマトだったわけですが、肝心の「夢の果て」とはどういった内容なのでしょうか?
ルフィの「夢の果て」発言
ルフィはかつて、サボとエースに「夢の果て」について話したことがあります。
サボの夢は、広い世界を見てそれを伝える本を書くこと。
エースは、大海賊になって名前を世界に知らしめること。
続いてルフィも何かを話しますが、サボが大笑いし、エースがキョトンとしています。
この時サボはルフィの未来を楽しみにし、エースも頂上戦争でルフィに「お前の”夢の果て”を見れねェ」ことが心残りだと言っています。
ロジャーと同じことを言った
シャンクスがシャボンディ諸島でレイリーに再会した際には次のように話しています。
レイリーさん
おれァ本当に驚いたよ!!!“東の海”に・・・!!
ロジャー船長と同じ事を言うガキがいたんだ・・・・・・・・・・・!!
船長のあの言葉を・・・!!!
(第506話:ロジャーとレイリー)
つまり、ロジャーとルフィの「夢の果て」は同じ内容であり、おでんの日記にはロジャーの言葉が書かれていたとヤマトが言っています。
エースがヤマトに語ったルフィの夢の果てと同じことが書かれていたため、ヤマトは感激したのか涙を浮かべていたのです。
ロジャーが白ひげからおでんを引き抜く際に、ロジャー、白ひげ、おでんの3人で酒を飲んでいる時に言った言葉がまさにこれなのでしょう。
おでんはその言葉に度肝を抜かれ、白ひげは「ガキじゃあるめェし」と笑っていました。
エースが呆然とし、サボが笑った構図と一緒なんですよね・・・内容が気になりますね・・・。
世界でみんなで宴?
白ひげが「ガキでもあるめェし」と言っていたことから、ばかばかしいけど楽しい話なんだと思うんですよね。
ロジャーもルフィも「海賊王=自由な奴」という考えを持っていることがポイントなのでしょう。
世界中の人たちと、超盛大な宴をするのが夢の果てなんじゃないでしょうか!?
夢が「海賊王」であり、その延長線上として世界が自由になることで、宴が開けると・・・。
つまり、レッドラインとカームベルトを消し去って、海を自由に行き来できる世界を作りたいのでは!?
こんなことができたらまさに「世界がひっくり返る」ことでもあり、世界政府もそんなことはさせるワケにはいかないでしょう。
自由に行き来されてしまうと、情報がッた割りやすくなってしまうので簡単にラフテルに行く人も増えかねません。
おそらくラフテルには最後のポーネグリフがあって、そこに世界の成り立ちについての全てが書かれていると思われます。
イム様あたりが世界の海を4つと偉大なる航路に分けて、不安定な気候を生み出したと思うので、自由を掲げるな思想は危険なのでしょうね。
やり方については、古代兵器を使用するんだと思います。
そして、そんな世界こそがオールブルーなのではないでしょうか・・・。