20年前のおでんと赤鞘九人男たちの討ち入りの際には、すでに百獣海賊団の一員として迎え撃ったクイーン。
現在は大看板の1人として、キングとジャックとともにカイドウの側近の立場となっています。
兎丼の責任者として、ルフィやビッグ・マムとも一戦交えていますが、まだその実力は発揮されていません。
自分でウイルスを作ってしまうクイーン・・・もしかしてベガパンクやシーザーと同じ研究機関の出身だった可能性もあるんじゃないでしょうかね。
クイーンの趣味
クイーンは、カラクリ武器や病原体を作るのが趣味で、処刑はじっくりと時間と人数をかけてやることにこだわりを持っています。
異名の「疫災のクイーン」はウイルス攻撃を得意としているからのようです。
兎丼の囚人採石場では、ダイフゴーに渡していた銃により疫災弾「ミイラ」が発射され一時パニック状態に。
ルフィを中心に雷ぞうやお菊、河松などがなんとか収め、チョッパーが抗体を作り治療を施し助かっています。
鬼ヶ島での戦いにおいても、疫災弾「氷鬼」が使用され、凍った鬼の姿となり敵味方関係なく攻撃をする病人が増えてしまいました。
ゾロがアプーから取り返した抗体を元に、チョッパーが新たに作り出すことで完治することとなりそうです。
氷鬼を放ったガトリングのような武器も自分で作った可能性もあり、他にも自作の武器があるかもしれません。
さらには、クイーン自身の機械化されている左腕にはどんな仕掛けがあるのか気になるところです。
ベガパンクに憧れてる?同じ研究機関の出身?
パンクハザードの子供たちになめさせていた飴玉で覚醒剤の中毒を引き起こさせていたシーザー。
SMILEの元になるSADも作っていたシーザーは、ベガパンクと同じ研究班にいた科学者です。
ゾウでジャックが使用した毒ガスも、元はシーザーが作ったものでした。
クイーンの疫災弾もシーザーが作っている毒ガス攻撃に似ているものがあるので、同じ機関で研究していた可能性も十分に考えられます。
ただ、クイーンは20年前には百獣海賊団にいたのでベガパンクと同じ研究機関にいたということはないでしょう。
とはいえ、ナンバーズはパンクハザードでの失敗作ということも判明しているので、百獣海賊団の幹部たちもパンクハザードに出入りしていた可能性は十分考えられます。
ベガパンクが残していった研究資料を漁って、カラクリ武器や病原体を作っているんじゃないでしょうか。
フランキーを見て、ベガパンクの技術を取り入れたサイボーグだと警戒していた場面もありました。
クイーンはベガパンクに会ったことはないけれど科学力に憧れていて、いずれは技術を奪ってやろうと考えているんじゃないでしょうかね。
同じ時計が組み込まれている
出典:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社
ベガパンクが開発したパシフィスタは、肩の部分に時計のようなものが仕込まれています。
同じく、宇宙海賊の体や天竜人のスーツにも同じような時計が使われています。
ということは、宇宙海賊はベガパンクが月に送り込んだ調査員で、宇宙服を着ているということなのでは!?
天竜人のスーツも宇宙服を思わせ、地上の人と同じ空気を吸いたくないといことで、ベガパンクに作らせたってところでしょうか。
そして、クイーンの機械化した左腕にも同じ時計が仕込まれています。
ベガパンクの研究資料を元に左腕を作ったという証拠なのかもしれません。
やはり左腕には、何かしらのカラクリが仕込んである可能性は高そうですね。