第1066話〝オハラの意思〟の感想になります。
第1065話のおさらい。
サニー号に残ったゾロとブルックは政府の島だという事を警戒し、さらには他の島まで連れてってほしいと泣くカリブーに「降りろ」と言う。
島を満喫するナミ達の前にはジンベエの姿をしたセラフィムが現れ戦闘に。
フランキーがラディカルビームを繰り出すと、ベガパンク「想」がセラフィムに回避を命令。
「想」が新たな発明を思いつき、「知」がデータを入力、「欲」が腹いっぱい食べて寝て、「暴」が暴れてる。
「正」がセラフィムと麦わらの一味の間に入り戦闘は終息。
そして「正」はこの島は「過去」だと言い、900年前に高い文明を持つ「王国」が実在していたことに言及する・・・というところで今週の話へ。
↓詳しくは第1065話の感想の記事を参考にしてみてください。
第1066話のあらすじ
シャカが〝空白の100年〟について話し、オハラの意思は生きていると言う。
ベガパンクはクローバー博士とも面識があり、バスターコール後にオハラに向かい湖に沈んだ大量の文献を目にしたと話す。
バスターコールから数か月後、オハラでは巨人族たちが湖から文献を回収していた場面に遭遇する。
見ていたベガパンクは背後からドラゴンに声を掛けられ、全身包帯の船長が率いた巨人の一団だと説明。
クローバーに花を手向けに来たドラゴンは戦える軍隊を作るとベガパンクに話し、その年のうちに革命軍を結成。
文献はエルバフには運ばれ、訪れたベガパンクは内容をすべて頭に叩き込んでいた。
サウロが生きていたことに涙するロビン、そして君達に見せたいものがあるとどこかへ向かう一行。
一方、ルフィ達の前に現れた壊れた巨大なロボが突然爆発し、ベガパンクが飛び出してきて・・・といったところで次回へ。
・ベガパンクも消される可能性
・クローバー博士とベガパンク
・オハラの意思
・生きていたサウロ
・ベガパンクとドラゴン
空白の100年
ベガパンクが過去に存在したとされる〝ある王国〟についての仮設を麦わらの一味に話す。
22年前、オハラがバスターコールを受けたのは、その王国の存在に気づいてしまった事が原因だという。
〝空白の100年〟とは・・・・・・・・・
かつて存在した高度文明の
〝ある王国〟と〝20の王国〟の戦いの歴史・・・戦いに勝った〝20の王国〟は
その後「世界政府」を発足し
今の世界を作った・・・・・・!!―そして〝ある王国〟の思想を誰にも継がせな為
歴史からその全てを消し去った・・・
「今の世界を作った」というのが、4つの海、カームベルト、グランドライン、レッドライン、複雑な気候、島と島の磁気なんかを意図的に作り出したって意味にも取れますね・・・。
ベガパンクも消される可能性
話を聞いてフランキーだけがロマンを感じてテンションが上がるが、他のメンツは戦々恐々。
これを聞いてしまうと自分達も消されるんじゃないかとサンジが訊くと、ベガパンクはあっさりと「ああ消される」と返す。
まだ仮説の段階だと話すが、実際にオハラが消されたことで政府が事実と認めた様なものだと・・・。
政府の人間でもベガパンクでも消されてしまうとのこと。
これってエッグヘッドに政府が攻めてくる流れなのだろうか?
でもエニエスロビーでバスターコールやっちゃったので、さらにやばいやつだよね。
やはりルルシア王国を消し去った「何か」で襲ってくるのだろうか。
イム様が使ったのが古代兵器だとすれば、しらほしやモモの助もまた絡んでくる!?
クローバー博士とベガパンク
ベガパンクはクローバー博士と面識があり、オハラには花を手向けに行ったとのこと。
クローバー博士は若い頃、〝空白の100年〟に執着し世界中の文献を求める冒険家だった。
しかも海軍に逮捕され投獄されること10回というなかなかの悪党だったというのが驚きです・・・。
って、海軍の牢獄はザルなのか??
クローバー博士に感銘を受けた学者達がオハラに集まり考古学の聖地となったという。
ところでベガパンクの頭の長さがめちゃくちゃ長い・・・。
と、思い出されるのは扉絵に登場した宇宙海賊のマークなのではないでしょうか。
頭の長いドクロのマークだったんですよね。
あれは海賊ではなく、ベガパンクが送り込んだ月の調査隊だった説が濃厚になってきましたかね!?
オハラの意思
バスターコールの最中でも文献を湖に投げ入れたオハラの学者達。
大量の文献を見たベガパンクは涙を止めることができなかった・・・。
オハラの勝利だと。
ロビンはオルビアとの最後の会話の場面やサウロが逃がしてくれたシーンを思い出し涙する。
この振り返りシーンからのロビンの涙は、読者も泣いちゃうシーンですね。
ロビンは、オハラが「王国」を暴いていたことをベガパンクにつげ、ベガパンクも事実だったことを悟る。
さらに湖の文献のありかを訊くと、巨人族たちがエルバフに持ち帰っていたと・・・。
クザンが言っていた「オハラはまだ滅んじゃいねェ」はこういうことだったんですね。
生きていたサウロ
文献を持ち帰った巨人族の一団の船長は、シルエットからも分かりますがサウロです。
やっぱり生きていたんですね、よかったよかった。
ですが、サウロ達がオハラから文献を運んだのはバスターコールから数か月後。
ってことはクザンが凍らせたのって、その場だけ海軍をだませれば良かったってことなんでしょうかね!?
これで黒ひげ海賊団にいるのも、ただの闇落ちではないことが確定でしょうか。
エルバフの話はちょいちょい出てくるけど、ベガパンクの頭の中に文献が入ってるとすれば、行かないかもなのかな??
ベガパンクとドラゴン
湖を見ていたベガパンクの後ろから声をかけたのは、当時〝自勇軍〟の隊長だったドラゴンだった。
ドラゴンもクローバー博士と面識があり、ベガパンクと同様に花を手向けに来たとのこと。
ドラゴンは自勇軍にベガパンクを誘ったことがあったが断られたという過去があるようですね。
ここでのベガパンクの会話も気になるところ。
「世界政府」はバカでかい組織・・・・・・
海軍には特に話のわかる者も多い・・・!!
標的は見失うなドラゴン・・・
これってベガパンクもドラゴンと同じような考え方を持っているってことだよね。
ドラゴンはオハラをきっかけにイワンコフとくまと共に革命軍を結成。
ベガパンクはエルバフに行って文献を全部読んで脳に受け継いだ。
くまの改造も、サニー号を守ったのも、セラフィムや巨人族を作ったのも最終的には革命のためかな!?
で、ルフィ達の目に現れたオリジナルのベガパンク。
ルフィの父のドラゴン、ボニーの父のくまと知り合いのベガパンク。
まさか・・・ヒルルクの奇跡の桜もベガパンク絡んでたりしないよね??
ということで、第1066話の感想でした。