第993話”ワノ国の夢”の感想になります。
前話では、赤鞘九人男たちがぞれぞれ得意技でカイドウに対抗し、最後には錦えもん、傳ジロー、アシュラ、イヌアラシの4人でおでん二刀流「桃源十拳」を放ちました。
20年前の十字傷と同じ場所に食らわせましたが、今週号では結局あまり効いていないという残念なことに・・・。
さらに、お菊の左腕が・・・早くも赤鞘たちがピンチという展開になってしまいました。
993話のあらすじ
花の都では、年に一度の火祭りを祝ってどんちゃん騒ぎ。
都の住人も心の中では、光月家がオロチとカイドウを倒してくれることを信じ、1年で唯一本音を叫べる1日だったということが判明。
一方、鬼ヶ島ではゾロとドレークに撃ってきたクイーンの攻撃が新たな疫災弾だということが判明。
鬼になって伝染してしまうという「氷鬼」なる疫病。
ルフィとサンジサイドでは、ゴリラの能力者との戦いにはジンベエが手助け。
モモの助としのぶを追いかけるヤマトサイドでは、ササキが邪魔しに来てササキVSヤマトになりそうな展開となっています。
屋上ではカイドウへの攻撃があまり効いていなかった様子で、かまいたちの攻撃を受けたお菊の左腕が持って行かれてしまい、次回へ。
・クイーンの疫災弾
・ジンベエVSゴリラ能力者
・ササキVSヤマト?
・赤鞘ピンチ
花の都はお祭り
普段は、オロチやカイドウに対して忠誠心を誓っていたように見えた花の都の住人たち。
しかし、本当は恐怖政治に耐えながら、無理して笑顔を見せていたという事実。
光月家の侍たちが生きているという伝説を信じ、唯一の生きる支えになっていたというのです。
前にフランキーがたらい回しにされたカイドウの屋敷図、過去に持っていた面々も火祭りを喜んでいるっていうね。
クマ五郎さんは、今現在、カイドウを倒すために光月家が呼んできた世界中の侍が戦ってくれているとも予想しています。
みんな、フランキーが探しに来たときには希望に満ちあふれた思いだったのでは!?
そう思うとなんだか切なくもあり、学校での「おでん=悪」という教えも誰もが仕方なくやっていたということなのかな。
現実世界でいうところの、どこかの北の国のような独裁政治を思わせ、どれだけあわれなことをやっているのかを思わせてくれる深い描写でした。
クイーンの疫災弾
鬼ヶ島では、ゾロとドレークに向かって撃ってきたクイーンのガトリング攻撃。
それを見たドレークは、何か思い当たる反応を見せていましたが、今回判明しましたね。
被弾すると凍った鬼のような風貌になり凶暴化してしまう疫災弾(エキサイトだん)「氷鬼」。
クイーン曰く最高傑作とのことですが、これはいろんな意味でリアルタイムな話題ですね。
鬼といえば鬼滅の刃ですし、ジャンプを盛り上げてくれたという意味でオマージュしているのかもしれません(勝手な憶測ですが)。
また、コロナが収束していない時期に疫病関連を出してくるところが攻めているなと感じますね。
現実世界の情勢でストーリーの内容が変わってしまうのはどうかと思うので、気にするところではないと思いますが・・・。
この胸くそ悪い攻撃には、ゾロでもドレークでもいいのでスッキリした勝ち方を見せてほしいですが、大看板だしそう簡単にはやられないだろうな。
疫病になった仲間については、チョッパーの腕の見せ所なので頑張れ!!
ジンベエVSゴリラ能力者
ルフィとサンジには、左腕からゴリラ本体が生えている真打ちブリスコラなる敵が襲ってきました。
戦いたがるルフィと、体力を温存させろと言うサンジ。
サンジだけだと時間懸かるだろと言って、どうにか戦いたいルフィ。
ケンカしてるところを、ジンベエが鮫瓦正拳で一蹴してくれました。
この流れは、ルフィがカイドウのところに行くまでに新キャラ真打ちがいっぱい出てくる感じでしょうか。
それを麦わらの一味が倒してくれるってうね。
カイドウに到達するのは時間がかかりそう・・・。
ルフィ、ゾロ、サンジの3人が同時のタイイングでたどり着く感じかな!?
キッドとローも負けずに、カイドウにたどり着いてほしいがどうだろうか。
ササキVSヤマト?
しのぶとモモの助を未だに追いかけているヤマトには、ササキが攻撃してきました。
ササキは、麦わらの一味じゃない人と対戦すると予想はしていましたが、ヤマトでしたか(マルコかペロスペローだと思っていました)。
ササキの海賊団だったと思われる「装甲部隊」が登場してきて、ヤマトと戦う流れに。
流桜が使えれば、体の中から破壊できるので、ヤマトもマスターする展開になりそう。
ヤマトはササキを倒すくらいしか見せ場はないのかも。
命を賭けてモモの助を守ったことで、しのぶとモモの助から信頼されるのでしょう。
で、おでんの日誌の話をして、一緒に開国を目指す誓いを立てそう。
赤鞘ピンチ
前話で、錦えもん、傳ジロー、イヌアラシ、アシュラの4人で桃源十拳を繰り出しカイドウに傷を負わせました。
カイドウも赤鞘の気迫におでんの影を見たとしていますが、赤鞘たちはおでんではなく「浅い」という評価に至っています。
それにしても、おでんのことを「あんな怪物侍」と評しているのは意外です。
四皇のカイドウが恐れるほどのおでん、おでんよりも強いロジャーや白ひげの全盛期は、今の四皇のレベルとは比べものにならないほどなのでしょうね。
そりゃロックス海賊団が壊滅するのも納得か!?
カイドウは口からかまいたちを出して、そのうちの一つがお菊の刀と左腕を切断。
まさかのラストに、赤鞘の絶望感が一気に漂う1話になってしまいました。
ルフィやゾロが来るのもまだまだ先だろうし、どうやって持ちこたえるのかも気になるところ。
イヌネコのスーロン化も収まってしまったら、いよいよヤバいかもね・・・。
とはいえ、ローとチョッパーがいれば腕もくっつきそうなので、悲観しなくても大丈夫かも!?
ということで、第993話の感想でした。