三ツ目族(プリン)の開眼を考察|三つ目がとおる・飛影・天津飯はどうだった?【ワンピース】

ビッグ・マムが期待して待っていたプリンの第三の目の開眼。

どうやら開眼することで「万物の声」が聞けるようになるとのことですが、もはや待っていられなくなったみたいですね。

代わりに麦わらの一味を潰し、ロビンを奪おうという作戦に変更しています。

ということで、三ツ目のキャラが出てくる過去のマンガ作品を参考に、開眼について考えていきます。



三ツ目族を探しに行けば良いのでは?

ビッグ・マムは以前からプリンに対して、開眼はまだなのかと期待していました。

しかし、プリンは三ツ目族とマムのハーフなので開眼するかどうかは怪しく、待っていても無駄な可能性もあるんです。

本編には純血の三ツ目族がまだ出て来ていませんが、そもそもプリンの父親を探せば良いのでは?

見つけに行かないということは、おそらく三ツ目族の「真の開眼」のことを知らずに、パウンドのように夫を捨てたのでしょう。

捨てたとしても再び手に入れるためには、手段を選ばずに行動していそうなものですが探しているとは思えません。

ということはすでに亡くなっているか、種族自体が絶滅しているとかなんでしょうかね!?

開眼すると何ができる?

そもそも額にある第三の目が開眼したところで、何ができるのかって話ですよね。

ビッグ・マムが予想しているのは「万物の声」を聞けるようになるだろうということ。

つまり、ロジャーやルフィのように、海王類や象主の声も聞くことができるようになり、さらにポーネグリフの位置なんかもわかったりするのでしょう。

作り手が込めた想いや願いのようなものを強く感じとり、内容も把握できるということなのでしょうね。

プリンを諦めて古代文字を読めるロビンに狙いを定めていることからも、その可能性が高いと思われます。

カイドウもビッグ・マムも、古代文字を読めることで有名なロビンを探しに行っていなかったのがそもそもの間違いでしたね。

そう考えると、失敗したもののクロコダイルは目の付け所が良かったんですね・・・。



有名な三ツ目キャラは何ができるようになった?

では、ワンピースからちょっと離れて、過去の作品について見ていこうかと思います。

三ツ目のキャラクターで有名人トップ3となれば、この3人なのではないでしょうか?

・写楽保介(三ツ目がとおる)
・天津飯(ドラゴンボール)
・飛影(幽☆遊☆白書)

尾田さんも、先輩の作品からインスピレーションを受けているかもしれませんしね。

3人の開眼時の能力をおさらいしてみます。

写楽保介(三ツ目がとおる)

写楽保介は、ツルツル頭で額に×のバンソウコウを貼っている中学生。

三ツ目族の最後の生き残りで、バンソウコウの下には「第三の目」が隠されています。

普段は弱々しい性格ですが、第三の目があらわになると性格がガラッと変わり、態度がでかくなるオレ様モードに。

自分のことを「悪魔のプリンス」と呼ぶようになり能力も発揮します。

頭が良くなったり強力なサイコキネシスを操ることができるようになったりするようになるのです。

アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク
われとともに来たり われとともに滅ぶべし

と唱えると、赤いコンドルと呼ばれる槍を呼び寄せたり、メカを起動できたりもできるようになり、古代文字の読解、ガラクタからメカを作ることも可能。

第三の目の能力
・頭が良くなる
・サイコキネシスを操る
・槍を呼び寄せる
・メカを起動させる
・古代文字の読解
・ガラクタからメカを作る
などなど

古代文字が読めるっていうのは、まさにといった感じですね・・・。

マンガ界のレジェンドの手塚治虫先生の作品ということもありますし、影響を受けている可能性は十分に考えられます。

天津飯(ドラゴンボール)

天津飯の場合は、額の目を隠しているわけではありません。

特に、新たな能力が芽生えるというわけではありませんが、普通の人より目が良く、速いスピードで動くて相手を目で追うことができます。

「DRADON BOLL大全集」には、天津飯の素性について「三つ目人」という宇宙人の末裔で、先祖帰りした特異体質者だと書かれています。

特別な能力
・4本腕になる(四妖拳)
・4人に分身できる(四身の拳)
・目から光線(光線眼)
・技のコピーが得意(かめはめ波、魔封波)

舞空術も太陽拳も最初に本編で披露したのは天津飯であり、その後の仲間たちの成長に大きなきっかけを与えたことは間違いありません。

気功砲は前身のエネルギーを一気に放出させるため、命の危険が伴う鶴仙流の禁断の技でした。

後に新気功砲でセルを足止めした際には何発も撃てるようになっていましたが、これも天津飯だからできたことなのかもしれません。

まあ、三ツ目とか関係なく、真面目に修行していた成果なんでしょうけど・・・。

飛影(幽☆遊☆白書)

幽☆遊☆白書の人気キャラの飛影も普段は額にある「第三の眼」を隠しているタイプです。

邪眼」と呼ばれていますが、これは手術で後天的に入れた眼になります。

A級妖怪まで実力を付けていましたが、手術をしたことでD級妖怪まで弱くなってしまいます。

幽助と戦った時には、邪眼の力で変身してパワーアップしギリギリのところまで追いつめていました。

そもそも、手術を受けた理由は、妹・雪菜がいる「氷河の国」と母親の形見である「氷泪石」を探すため。

邪眼になったことで、遠くにあるもの全てを見通すことができるようになる「千里眼」の能力が備わっているのです。

邪眼の能力
・遠くを見通せる(千里眼)
・戦闘力アップ
・変身(全身に目が出てくるがこれは邪眼ではなく、力の増幅装置的なもの)

これにプラスして、剣術や魔界の黒炎を操る「邪王炎殺拳」や「邪王炎殺黒龍波」などで戦っていました。

全マンガ界でも上位のカッコイイ技だと思っています・・・。

千里眼の能力は、万物の声を聞けるようになると言われているワンピースの三ツ目族に備わっていてもいいかもしれませんね。

三ツ目界のレジェンド3人について見てきましたが、古代文字の読解や千里眼はモチーフにしていても不思議ではなさそうですよね?

まあ、プリンが小さい頃は見た目をボロカス言っていたビッグ・マムなので、今さらプリンをかわいがってもおせーよってな話なんですけどね。



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