第1001話から、カイドウとビッグ・マム相手の最終決戦がスタート。
ルフィ、ロー、キッドの3船長に加えて、ゾロとキラーも四皇2人に対して技を仕掛けていきます。
そんななか、ビッグ・マムのプロメテウスを使った攻撃に対し、ゾロが錦えもんの技・狐火流「焔裂き」を放ったのです。
なぜゾロが使えるのか気になるところですが、そういえば過去に言っていた「炎分ソード」の伏線(?)を回収ってことでいいのでしょうかね!?
錦えもんの狐火流をゾロが使いこなす
第1001話では、ルフィがカイドウの雷鳴八卦を避けるも食らってしまい、立て続けにビッグ・マムが攻撃を仕掛けてきます。
怒りモードのプロメテウスごと攻撃してくる「天上の炎(ヘブンリーファイア)」にルフィは身動き取れません。
そんなピンチに対して、ゾロが居合い技でプロメテウスを真っ二つにしてルフィを救います。
その技こそが、錦えもんの狐火流「焔裂き」だったのです。
ルフィが「おおー!!錦えもんの技!!」と、うれしそうに驚いているとゾロが一言。
へへ・・・盗んだ
(第1001話:鬼ヶ島怪物決戦)
さすがゾロです・・・人の技もちゃっかりマスターしてしまうセンス。
ゾロがワノ国の血筋だということがほぼ確定しているので、ワノ国の侍の技は合っているのかもしれませんね。
狐火流は武装色の覇気
斬られた際、プロメテウスは痛がっているのでダメージを負っていることが分かります。
「ギャアアアア!!!」
「痛っててて!!」
そもそも実態のない炎を斬ることができるのは覇気を纏っているからなのでしょう。
自然系の能力者を斬れるのも武装色の覇気があってこそのことですしね。
閻魔を使えることで証明されていますが、ゾロは強力な武装色の持ち主。
おそらく錦えもんよりも上だと思われるので、四皇の魂が分けられたプロメテウスでも斬ることができたのでしょうね。
ブルックにはゼウスを斬られて、ナミには手なずけられていますし、麦わらの一味に天敵がまた増えてしまった感じでしょうか。
錦えもんが最初に見せた狐火流
振り返ってみると、錦えもんが最初に炎を斬ったのはパンクハザードでの爆炎でした。
スマイリーに囲まれて逃げ場を失った際に、燃やして爆発させて、その爆炎を斬って逃げ道を切り開くという荒技。
ああ・・・
拙者も少々驚いたが
まさか爆発するとは・・・・・・ーしかし”爆炎”を斬ったまででござる・・・!!!
拙者の”狐火流”は炎で焼き斬り
また
炎を斬り裂くことを奥義としている!!拙者に斬れぬ炎はない!!!
(第672話:拙者!!名を錦えもんと申す!!)
この言葉を聞いてゾロが「侍の戦闘」に興味を抱き、錦えもんとのモモの助救出に同行することとなります。
ちなみに、その後、ゾロに鉄が斬れるかと訊かれた後に、錦えもんは鉄の扉を斬っています。
2年前のゾロは最初鉄を斬ることはできませんでしたが、錦えもんは20年前の時点で鉄を斬れているんですよね。
そんな錦えもんでも歯が立たないおでんとカイドウはどれだけ強かったんだよって話ですね・・・。
その後、小さいドラゴンの吐く炎を「焔裂き」で斬り、ゾロは「また火を斬った」とつぶやいています。
パンクハザードからずっとゾロは錦えもんの戦い方を見て、火の斬り方を特訓していたのでしょうかね。
炎分ソードの伏線回収?
ルフィもサンジもなぜか炎を扱えるようになっていますが、まさかゾロまで火を使いこなすようになるとはね。
覚えていますでしょうか?
魚人島に向けて海中を後悔している時にゾロが言っていた「炎分ソード」という謎の武器のことを。
ナミが海の「塩分濃度」の話をしている時にルフィとゾロが、理解している雰囲気を出しながらも分かっていないのがバレバレのシーン。
まずは、ルフィが懐かしそうに話します。
ー昔よく遊んだな・・・
「エンブンノード」で(第604話:深層へ)
さらに続けてゾロも一言。
おれはいつか欲しいと思ってる・・・
「炎分ソード」
ナミに「そっちいなさいっ!!」と叱られ蚊帳の外になちゃいましたが、そもそもそれすらも気にしてない2人なんですけどね。
もしかしたら、パンクハザードで錦えもんの狐火流を見た時に、「見つけた!!」と運命を感じていたのかもしれませんね。
狐火流をマスターすれば、自分の刀が炎分ソードになるぞと思っていたに違いない・・・!!
そのうち、ブルックの凍らせる黄泉の技も使いこなしちゃうのでは・・・!?
とにかく、ワノ国編ではルフィも凌ぐほどの大活躍をして、最後にはカイドウを斬ってくれることを期待しています。