12年前にフーシャ村の海で左腕を失ったシャンクス。
後に四皇にまでなる海賊が、なぜ17歳のルフィにワンパンで倒される近海の主なんかにやられてしまったのでしょうかね。
いくらルフィを守るためだったとはいえ、油断しすぎじゃないですか?
ここでは、シャンクスが近海の主に腕を食べられた謎、悪魔の実の能力者なのか考察していきます。
シャンクスが近海の主に腕を食べられた謎
シャンクスは13年前から1年ほど、フーシャ村に滞在していました。
村を出発してから、再び戻ってきたときに、ヒグマにやられているルフィを助けています。
しかし、煙幕によってルフィを海に連れて行かれ近海の主に襲われてしまうという失態を侵しています。
ヒグマの次にルフィも食われる寸前でしたが、シャンクスが左腕と引き替えに救ったというエピソードでしたよね。
それにしても、ザコの海王類もどきにシャンクスが簡単にやられるかね・・・!?
今までもいろんな考察が行われてきましたが、やはり海のなかでは力が出なかったということなんでしょうか。
わざと食べられたっていう可能性もあると思うんですよね。
悪魔の実の能力者?
実はシャンクスも悪魔の実の能力者だったという可能性もあるでしょうね。
海に入ったために力が出ずに、腕を食われてしまったというね。
ゴムゴムの実を持っていたのに食べなかったのも、もしかしたらすでに能力者だったから!?
だったら、クルーの誰かが食べればいいと思うんですが、食べなかったのにも理由があるのかもしれません。
ロジャー海賊団もバギーが偶然食べてしまっただけで、他には誰も食べていなかったと思われます。
悪魔の実を食べないというのをポリーシーにしていて、シャンクスもその考えを引き継いでいたんじゃないでしょうか。
カイドウとの小競り合いから1日で海軍本部に行けたため、悪魔の実の能力者の可能性もありますが、やはりシャンクスには悪魔の実なしでの最強でいてほしい・・・。
覇気で退散させた?
泳げないルフィを抱えていても戦えば勝てたと思いますが、にらみをきかせただけで近海の主は逃げていきました。
これは覇王色の覇気を1巻の時点で見せていたということに他なりません。
能力者で力が出なかったのであれば、覇気しか使えなかったというのも納得です。
しかし、能力者ではないと思っているので、腕を犠牲にした理由は他にあると考えています。
ミホークとの会話でも、未来に託してきたという旨を話しているので、もう第一線は離れても構わない思いだったのかもしれません。
ロジャーができなかったラフテルのその先について知ることがシャンクスの役目だったとしたら、ルフィに自分の役割を譲ったのでしょう。
そのためには、ルフィには自分の力で海賊王を目指してほしいと考え、海の厳しさを体を張って教えたといったところかな。
覇気の設定は、出てきたときに突然だなという印象を持っていましたが、最初から決まっていたとすれば、随分と寝かせた伏線でしたね。
ルフィに託した理由
ルフィに未来を託した理由は、ロジャーと同じ夢を語ったことでしょう。
ロジャー海賊団の元クルーたちが、しらほしともう一人の王を探していたと考えています。
本当は息子のエースに期待していたものの、先にルフィと出会い、その素質を感じとったためにエースではなくルフィにロックオンしたんだと思います。
麦わら帽子は、その役目を請け負った人物としての証であり目印だったんでしょう。
麦わら帽子を被った人物が訪れてきたらそいつがジョイボーイだという、クロッカスやレイリーへのメッセージだったんじゃないでしょうか。
ということで、シャンクスが近海の主に腕を食べられた謎についての考察でした。