トラファルガー・ローは「麦わら屋」のように「○○屋」と麦わらの一味のことを呼んでいます。
なぜそのような呼び方をしているのか謎でしたが、ローの幼少期を描いた小説「ONE PIECE novel LAW」で明らかにされました。
ここでは、その理由と麦わらの一味の「○○屋」をまとめています。
ローが○○屋と呼ぶ理由
小説「ONE PIECE novel LAW」は、ローがコラソンと別れた後のストーリーとなっています。
どのようにしてベポ、シャチ、ペンギンと出会い、どんな経緯でハートの海賊団が結成されたのかが描かれています。
スワロー島に住む、自称天才発明家のヴォルフもローたちに大きな影響を与えた人物で、ローからは「ガラクタ屋」と呼ばれていました。
ギブ&テイクの関係性を重視する人物でなれ合うことはしない性格の持ち主ですが、ローはヴォルフに救われていたに違いありません・・・。
最初に「ガラクタ屋」と読んだシーンで、○○屋と呼び始めた理由が何となく分かる気がします。
以下の会話は、洞窟で白鉛病に苦しんでいたローをヴォルフが助け、家で暮らしてもいいぞということで、発明品の数々を披露した直後のシーンです。
ロー
「おい、ガラクタ屋」ヴォルフ
「じいさんよりもひどい呼び方になったな!」ロー
「・・・・・・とりあえず、あらためて助けてくれたことには礼を言う。それと、ここに置いてもらえるのは正直ありがてェ。これから、よろしく頼む」(ONE PIECE novel LAW)
つまり、素直になれないけど感謝している証としてガラクタ屋と呼び始めたんだと思われます。
ちなみに、ハートの海賊団の潜水艦「ポーラータング号」はヴォルフの造った船になります。
ローの「麦わらの一味」の呼び方まとめ
麦わらの一味への呼び方は、72巻のSBSに書かれています。
パンクハザードから一緒に行動しているので、本当は素直になって普通に呼びたいんじゃないかと推察しています・・・。
というのも、ゾロについては918話で「ロロノア屋」とも呼んでいるので、こだわりが薄れている気がするんですよね。
フランキーやブルックに至っては、もはやテキトーだしね。
名前 | 呼び方 |
---|---|
モンキー・D・ルフィ | 麦わら屋 |
ロロノア・ゾロ | ゾロ屋 ロロノア屋 |
ナミ | ナミ屋 |
ウソップ | 鼻屋 |
サンジ | 黒足屋 |
トニートニー・チョッパー | トニー屋 |
ニコ・ロビン | ニコ屋 |
フランキー | ロボ屋 |
ブルック | ホネ屋 |
その他○○屋と呼ばれるキャラ
麦わらの一味の他に「○○屋」と呼んでいる人は結構少なかったりします。
キッド、ドレーク、スモーカー、シーザー・・・シーザーなんかは普通に「シーザー」と呼ばれてもいます。
キッドらと同じ最悪の世代のホーキンスは普通に「ホーキンス」呼びですが、どんな違いがあるんでしょうか!?
名前 | 呼び方 |
---|---|
ユースタス・キッド | ユースタス屋 |
X・ドレーク | ドレーク屋 |
スモーカー | 白猟屋 |
シーザー | シーザー屋 |
ローにとってギブ&テイクの関係になり得る人物と、ただの敵との違いなのかなと。
ルフィ、キッド、ドレークについてはシャボンディ諸島で最初から○○屋と呼んでいたので、この時から将来関わり合うと感じてたんでしょうね。
ローなりの親しみを込めた言い方だったのでしょう。
スモーカーも実力は認めつつも一時的に利用できると考えたでしょうし、シーザーは取引の材料ですしね。
ワノ国で少し戦ったホーキンスは、ただの敵なので○○屋と呼ぶに値しないってことなのかな!?
ということで、ローの「○○屋」の呼び方について、始まりは命の恩人のヴォルフへの親しみを込めての「ガラクタ屋」でした。
麦わらの一味やキッドなどに対して「○○屋」と呼ぶのは、一応は親しみを込めてだと思われます。
気になるのはジンベエですが、ワノ国編が終わったら屋を付けて呼ぶんでしょうかね!?
ジンベエ屋? サメ屋? 魚人屋? 普通にジンベエかな??