スリラーバーク編で登場した将軍ゾンビの一人、ジゴロウを覚えているでしょうか?
ゾロの影を取り入れていたことで三刀流も使いこなし、過去には剣豪として活躍したとされる人物でした。
同じくスリラーバークに登場したリューマはワノ国出身の侍でしたが、ジゴロウも侍だったのではないか。
もしかしたら、リューマの墓荒らし事件の時代に存在していた人物で、モリアとの対戦の経験もあるのではないかと思うんですよね。
風のジゴロウはモリアと戦った?
ジゴロウがいつゾンビになったのかは判明しませんでしたが、モリア海賊団にゾンビとして仲間入りした大まかな流れは次の通りとなっています。
・59歳で亡くなる
・墓から屍を奪われる
まず、最初の7,000人の海賊を斬ったというエピソードですが、これがまさしくモリアとの対戦だったのではないのか。
モリアは23年前にワノ国に来てカイドウと対戦するも敗れています。
しかし、リューマの墓を荒らして、屍と秋水を奪って生還しています。
その時、民間人にも手出していたとすれば、家族を守るために7,000人の部下たちを倒していても不思議ではありませんよね。
モリアもカイドウとの戦いでは、もっと部下がいれば勝てたとも言っているので、カイドウ戦の前にジゴロウに戦力を削られたとなれば辻褄が合います。
7,000人ともなればカイドウの部下も関係なく斬っていた可能性もありますしね。
リューマが白骨化しているのに対して、ジゴロウはほぼ生身に近いのもすぐに掘り返された証拠。
モリアの部下を倒しまくっていたところでモリアに負けてしまい、家族が埋葬していたならあり得そうなんですよね。
ジゴロウの出身地
ただし、ジゴロウの公式プロフィールでは、出身地が西の海でありワノ国ではありません。
とはいえ、50年以上前には霜月コウ三郎が違法出国していますし、一緒のタイミングで海外に行っていても不思議ではありません。
コウ三郎は東の海のシモツキ村で永住することになりましたが、ジゴロウは冒険を続け西の海まで行っていたかもしれません。
ワノ国出身ということがバレると世界政府にも目を付けられてしまう可能性もあるので、出身地を隠していた可能性もあります。
冒険を楽しんだ後にワノ国に戻ったタイミングで、モリアの襲来に遭ってしまったということも考えられるのではないでしょうか。
ワノ国の剣豪だった可能性
ジゴロウがワノ国出身だというもう一つの根拠としては、花のヒョウ五郎が話した時のシルエットです。
かつてのワノ国を裏で支えたヤクザの親分達も・・・・・・・・・みなここにいる
(第940話:反逆の火種)
その中心にいるシルエットがジゴロウのちょんまげの形とソックリなんです。
「風のジゴロウ」という異名も、もともと風月家だったことを示している気もします。
光月家の大名の家系からからヤクザものグレてしまったものの、ワノ国を裏から支えていたという見方もできませんか?
ということで、スリラーバーク編に登場したジゴロウは、モリアと戦ったことがあるワノ国の侍だったのではないかという考察でした。
カイドウとビッグ・マムを倒した後のエピローグで触れてくれたらうれしいんですが・・・。