【感想】ワンピース第994話「またの名はヤマト」カイドウの死にたい理由が判明?

第994話”またの名はヤマト”の感想になります。

前話では、ラストでカイドウにお菊の左腕が切断されるという衝撃的なシーンが描かれました。

あれだけ押していた赤鞘たちの攻撃も全くといっていいほど効いていなかったというね・・・。

今週号はタイトル通り、ヤマトサイドの話がメインとなっています。



994話のあらすじ

屋上でのカイドウVS赤鞘九人男の戦いで左腕を失ったお菊でしたが、錦えもんの燃える刀で切断面を焼いて戦線に留まることができました。

侍たちの覚悟をカイドウも認め、侍が好きと公言。

カイドウは、なんとロジャーや白ひげのように死を持って「人の完成」となるとの考えのようです。

城内ではルフィとジンベエの強さに驚くモブキャラたち、そこにニワトリとキリンの真打ちが登場するもジンベエとサンジに一蹴されます。

ゾロサイドでは、疫災弾「氷鬼」に脅かされるなか、直せる唯一の手段となる抗体をアプーに手渡されるという流れに。

アプーを求めて、盛大な鬼ごっこがスタートしてしまいました。

さらに、ヤマトサイドでは、モモの助に20年前のおでんの処刑で感じたことを話し、モモの助のために死ねるとまで言い放ち、次回へ。

・カイドウが死にたい理由
・お菊の腕は治らない?
・疫災弾の抗体を渡されるアプー
・ヤマトの決意

カイドウが死にたい理由

カイドウがどうしてあんなに自分で命を落としたがっているのかが判明しましたね。

ロジャーや白ひげのように、死んでこそ「人は完成する」という考えで、2人のことをうまくやったと表現しています。

また、覚悟を持った侍という存在のことが好きで、おでんに執着していた意味も分かった気がしますね。

弱かったモモの助に失望していたのも、侍としての姿を見せろということだったのでしょう。

赤鞘たちが、討ち入りしてきて一気に攻めまくってきたときには、実はこれでついに自分を倒してくれると期待していたのかもね。

ただ、実際に攻撃を受けておでんほどの強さではなかったために失望して、この戦いも赤鞘を返り討ちにして終わりにしようとのことなのでしょう。

ルフィ、ゾロ、サンジあたりが到着するまでまだまだかかりそうなので、赤鞘たちの命が心配ですね。

特に誰とも戦っていなさそうなローが先に到着しそうなのは気のせいか・・・。

お菊の腕は治らない?

ところで、左腕を失ったお菊ですが、イゾウが傷口を縛り、錦えもんの燃える刀で切断面を焼き応急処置をしました。

これって、もうお菊の腕は治らないということなんでしょうかね!?

ローとチョッパーがいれば何とかなりそうだと思っていましたがそうでもないのか!?

ただ、戦っている環境が雪なので、保存状態が良いというのがポイントでしょう。

結局、全ての戦いが終わったら、お菊の腕は元通りになりそうな予感がしています。

イヌアラシの脚と、ネコマムシの腕に関しては、時間が経ちすぎているので無理っぽいですが・・・。



疫災弾の抗体を渡されるアプー

氷鬼にされたプレジャーズや侍たちですが、感染すると敵味方を関係なく襲うようになってしまうようですね。

お庭番衆のみなさんが、活躍もせずに氷鬼に狙われるって、何だか不憫すぎます。

大マサの親分も感染してしまい、その命は1時間とのこと。

こんなところにはいたくないと感じたアプーは、その場から逃げようとしましたが、直後にここまでスポットを浴びるとは思いませんでした。

クイーンは抗体を作っていて、それをアプーに渡し「氷鬼 in 鬼ゴッコ」がスタート。

ゾロをはじめとするその場にいた面々が敵味方関係なくアプーを追いかけます。

ということは、まさかのアプーVSゾロってことなのか?

キッドと鉢合わせて、ボッコボコにやられてくれるとスッキリするのですが・・・。

ヤマトの決意

ササキに見つかり、部下たちと戦闘を開始するヤマト。

しのぶはヤマトにモモの助を頼みますが、ヤマトはしのぶもモモの助も助けることを伝えます。

20年前、8歳だったヤマトはおでんの処刑を目撃し、しのぶの叫びも聞いていたのでした。

さらに、カイドウに城から落とされそうになったモモの助の姿も見ていたといい、助けに走ったといいます。

そして、相手の攻撃にも耐え、金棒で反撃。

モモの助に「君の為に死ねる!!!」と言い放ちました。

くしくも、カイドウと親子そろって「死」について語っているのが後々ポイントとなってきそうですね。

モモの助にカイドウの息子ということを言っていないのが気になりますが、これでヤマトの存在がモモの助に把握してもらえることになりました。

戦いが終わったら、ヤマトはモモの助と一緒にワノ国を再生していくのか、はたまたルフィに着いてくるのか、そもそも生きて終われるのか・・・。

爆発を全身で受け止めてモモの助を守った姿は、かつてヒルルクの旗を守ったルフィと似たところもあり、ゼフが言った「腹にくくった一本の槍」のような感じがします。

ヤマトは、カイドウや大看板ほど強くないが、何とかササキを倒すという流れになりそうですね。

ということで、第994話の感想でした。



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