第1057話〝終幕〟の感想になります。
第1056話のおさらい。
緑牛にガリガリにさせられてしまった雷ぞうとしのぶ、戦っていたことを知らずにいた錦えもんは赤鞘達に謝罪。
ネコマムシとイヌアラシはワノ国に残ることを決意し、キャロットにモコモ公国の王になれと言う。
正体を明かしたスキヤキと対面したモモの助と日和、赤鞘達は錦えもん以外は何となく分かっていたとのこと。
一方、麦わらの一味はロビンからプルトンの事を話し、カリブーが盗み聞き。
妖艶な姿に戻ったしのぶとその弟子となったお玉が登場し、ルフィはお玉が忍術を使えるようになったら仲間にすると約束する。
数日後、出航しようとする三船長は次の3つの航路をどこへ進むか言い合いをし、ローが北東、キッドが東、ルフィが南東に決定。
キッドがある紙を見せ、そこに載るバギー、クロコダイル、ミホークが「CROSS GUILD」なる会社を創り、海兵に懸賞金を付けているという。
ローがキッドにもロードポーネグリフの写しを与え、キッドは〝火ノ傷〟の男を捜すとのこと。
ヤマトがルフィ達のところに行く決心をした・・・というところで今週の話へ。
↓詳しくは第1056話の感想の記事を参考にしてみてください。
第1057話のあらすじ
ワノ国を救った光月家や赤鞘達の活躍を講談師が話し、それを聞く多くの観客達。
ルフィに挨拶されずにキレるモモの助は、錦えもんとヤマトと一緒に常影港へ向かう。
発見するとルフィを押さえつけ文句を言いながらも、行かないでくれと泣き叫んでしまう。
ルフィはウソップに描いて貰っていた麦わらの一味の海賊旗をモモの助に渡し、今後ヤベー奴が来た時に見せてやれと伝える。
そして麦わらの一味、キッド海賊団、ハートの海賊団はいっせいに出航し、ワノ国を後にする。
一方、講談師の話しはクライマックス、オロチと対峙した日和が最後に言った一言「燃えてなんぼの!!! 〝黒炭〟に候!!!」。
物語の話が終わると共に、ワノ国編も「終幕」となりました・・・といったところで次回へ。
・ヤマトはワノ国へ残留
・ルフィにキレるモモの助と錦えもん
・ワノ国に〝麦わらの一味〟の海賊旗を掲げる
・三船長の意地の張り合い
・日和の一言
・アシュラ童子とイゾウ
講談師による「忠義の物語」
光月家の家臣達による忠義の物語を話す講談師と思われるおっちゃん。
刃武港に集まったところから物語が始まっていますが、モモの助や赤鞘達がそれぞれ体験した話を聞いてまとめた感じなのかな!?
9人でカイドウに討ち入りしたシーンとかは話に盛り込まれてないけど、入れてほしいですね・・・。
20年の想いが一番表現された場面だと思うし、これのために耐えてきたってのもあるしね。
海賊が関わっていたことは内緒にして国民には伝えているものかと思っていましたが、話に強い「賊党達」として出てきてます。
「龍王カイドウ」はいいけどビッグ・マムは「〝妖怪〟大花魁」とか酷い呼び名を付けられたもんだね。
この物語はこれからずっとずっと語り継がれ、いずれは「賊党達」=ヒーローのようになりたいと言い出す子供達も出てきそう・・・。
ヤマトはワノ国へ残留
ルフィ達に会いに常影港へ向かうモモの助、錦えもん、ヤマト。
その道中、ヤマトが海へ出ないと聞いて驚くモモの助。
前回「決めた」と言っていたのは、おでんと同じくワノ国の〝漫遊〟から始める事を決めたという事でした。
このことはすでにルフィ達には話しているようで、それを聞いたモモの助はヤマトには会っておいて自分には会ってくれてないってことで!?怒り出してしまう・・・。
ところで、なんでモモの助と錦えもんにだけ挨拶しなかったんでしょうね!?
ヤマトは「いずれ海へ」と言っているし、おでんと同じ道を辿るということは最終的に「後の海賊王」の船に乗る可能性はあるよね!?
ルフィにキレるモモの助と錦えもん
カイドウに城から落とされそうになったシーンを思い浮かべ、さらにはルフィとの出会い、ルフィとのケンカと次々と脳裏に浮かんでくるモモの助。
カイドウを倒したいと泣いた時、同盟を組もうと言われた時、カン十郎に連れ去られた時・・・。
磔にされカイドウに名前を聞かれ「〝将軍〟になる男でござる」と叫んだ時、鬼ヶ島を止めてこいと言われた時、カイドウにはおれが必ず勝つとルフィに言われた時・・・様々なシーンが蘇る。
ルフィの事を「ひどい男」「見損なった」「〝自由〟と〝無礼〟をはき違えておる」など散々文句を言い、錦えもんもそれに応える。
真の〝将軍〟となったモモの助に対して、ルフィの返す言葉次第では斬り捨てても仕方なしと錦えもん。
龍の変身を時ながらルフィに飛びつくモモの助と、♡マーク付でルフィに抱きつくヤマト。
怒りをぶつけたモモの助に対してルフィは「いや今会えたろ」と言うが、ホントなんで会わなかったんだろうか。
海賊旗を用意してた所を考えると、どうせ泣きながら港に来るだろうと予想してたのかな!?
にしても、お城で話して海賊旗渡せば良いのになって思っちゃう。
ウソップなら、その場でサッサッサッと描けちゃうだろうし・・・うーん、謎だ。
ワノ国に〝麦わらの一味〟の海賊旗を掲げる
モモの助に麦わらの一味のマークが入った海賊旗を渡し、ヤベー奴が来た時に見せてやれと言うルフィ。
おれの〝仲間〟に
手ェ出すって事はおれ達にケンカを売るって事だ!!!
うーんしびれますね!!
海賊旗を掲げた国はリュウグウ王国に次いでですね。
古代兵器ポセイドンがいる魚人島と、プルトンが眠っていてゾウを操れるモモの助がいるワノ国・・・終盤に何かあるよね絶対。
まあ、ヤベー奴が来たところで四皇の幹部の3番手あたりと互角の赤鞘を全員相手にするのはキツすぎるけどね。
錦えもん、傳ジロー、お菊、河松、雷ぞう、イヌアラシ、ネコマムシに加えてヤマト、さらにはボロブレスのあるモモの助・・・ワノ国に攻め入るのはやめましょう。
本当にヤベーってなるのは黒ひげ海賊団、海軍の大将以上だけかな・・・。
三船長の意地の張り合い
ナミが出航は正規ルートの「白舞」を指示するが、キッドがいつもの余計な一言。
あーお前らは
正規の港を使うのか
安全だからなハハハ
格下のお前らにはお似合いだ
これを聞いてキレるルフィとロー。
ということで滝を落下する三隻の船・・・。
キッドって2人と離ればなれになるのが寂しいから、敢えてケンカ吹っかけてるようにしか思えなくなってきた。
むしろ三船長は仲良くじゃれ合っているだけなのでは??
日和の一言
燃えるオロチに対し、20年の想いをこめて言い放つ日和。
燃えてなんぼの!!!
〝黒炭〟に候っ!!!
この一言を最後にオロチは燃え尽きてしまいました。
でも、この一言が後々にまで語り継がれるのであれば、黒炭の名前も永遠ですよね・・・。
まあ、20年前の「煮えてなんぼのおでんに候」があるからの言葉なわけだからいいのか。
子供がこの話を聞いたら、ワクワクして「光月家」「赤鞘九人男」「賊党達」に想いを馳せそうだなあ。
ワノ国の子供達もヒーローごっこみたいなのやって「おまえ黒炭家やれよ」なんていういじめにならなければいいのですが・・・。
アシュラ童子とイゾウ
「名代になりけるもののふ達の~」「返り咲く物語」と講談師のナレーションが入っているシーン。
モモの助を中心に
錦えもん
傳ジロー
河松
雷ぞう
お菊
イヌアラシ
ネコマムシ
しのぶ
お玉
ヤマト
の集合シーンが描かれています。
が、ここにアシュラ童子とイゾウがいないのが何とも切ない。
イゾウはCP-0と戦いシーンがほぼ描かれずにいつの間にか戦死、アシュラ童子に至ってはカン十郎に本体ですらなかったからなあ・・・。
戦いが終わっても少ししか触れられなかったし、生かしておいても良かったんじゃないかって思ってしまう。
ということで、第1057話の感想でした。