ヒノ国プロジェクトのワンピース像が設置された場所と日程のまとめになります。
また、2016年4月14日(前震)と16日(本震)に立て続けに九州を襲った熊本地震の規模、損害を被った熊本城の修復の完了予定はいつなのかについてお伝えしていきます。
熊本復興にワンピース像も設置
熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎さんが描く人気漫画「ワンピース」のキャラクター像が、熊本県内に設置されていくことが決まりました。
2018年11月には、県庁プロムナードにルフィ像が設置され、8市町村に麦わらの一味が「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」として登場します。
キャラクター像と市町村は以下となっています。
・ゾロ:大津町(大津中央公園)※2021年予定
・ナミ:西原村(俵山交流館)※2021年予定
・ウソップ:阿蘇市(阿蘇駅前)※2019年12月8日(日)除幕
・サンジ:益城町(ミナテラス木山地区)※2019年12月7日(土)除幕
・チョッパー:熊本市(動植物園)※2020年11月7日(土)除幕
・ロビン:南阿蘇村(東海大)※2021年予定
・フランキー:高森町(高森駅前)※2020年11月21日(土)除幕
・ブルック:御船町(ふれあい広場)※2020年11月8日(日)除幕
※チョッパー、ブルック像の除幕式はそれぞれ3月28日、29日の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で残念ながら延期となってしまいました。
しかしながら、2020年11月に無事除幕式を終えています。
漫画家・尾田栄一郎氏が携わる熊本復興プロジェクトに『Pokémon GO』が協力!熊本県に設置予定の「麦わらの一味」像が7/22からポケストップに!これを記念し、全世界で「赤いリボンの麦わら帽子をかぶったピカチュウ」(期間限定)と、着せ替えアイテムが登場します。詳しくはhttps://t.co/XMzPDyOW3m pic.twitter.com/CLhOJX0Rqr
— 【熊本県】イマコレニュース (@KumamotoPre_koh) July 16, 2019
〈サンジが益城町、ウソップが阿蘇市に駆け付けました!〉12月7日、8日、たくさんの方に見守られ、ついにサンジ像、ウソップ像設置!
除幕式に来られなかった方もぜひ二人の勇姿を見に来てください!https://t.co/XMzPDyOW3m
(#ヒノ国 キャンペーンラストチャンス!コメント付RTお願いします☆) pic.twitter.com/bjUFQlx5T4— 【熊本県】イマコレニュース (@KumamotoPre_koh) December 12, 2019
ようこそ!チョッパー!!まさかの椅子!
Welcome! chopper!Sitting in a chair.#時々チョッパー #ワンピース #チョッパー #尾田栄一郎 #熊本 #kumamoto #onepiece #除幕式 #chopper #EiichiroOda #sometimeschopper #熊本市動植物園 pic.twitter.com/cnTaYOekAg— ONEPIECE WORLD KUMAMOTO JAPAN (@onepieceworldKJ) November 7, 2020
ようこそ!💀ブルック!!ヒノ国へ!空に向かってシャウト!
Welcome to KUMAMOTO!💀Brook!!Unexpectedly kneeling!Shout into the sky!!#onepiece #EiichiroOda #sometimesbrook #BROOK #kumamoto #mifune #時々ブルック #熊本 #御船 #ワンピース #尾田栄一郎 #ブルック #ソウルキング #SoulKing pic.twitter.com/cC5kqv2xrv— ONEPIECE WORLD KUMAMOTO JAPAN (@onepieceworldKJ) November 8, 2020
★SUPER!!!★✨フランキー、熊本へようこそ!
★SUPER!!!★✨Franky,Welcome to Kumamoto!!#FRANKY #onepiece #EiichiroOda #kumamoto #Takamori #sometimesfranky #時々フランキー #フランキー #熊本 #ワンピース #尾田栄一郎 #高森 #コーラ #cola #トロッコ列車 #TrolleyTtrain #除幕式 #ヒノ国復興 pic.twitter.com/HL1ElkMQGO— ONEPIECE WORLD KUMAMOTO JAPAN (@onepieceworldKJ) November 21, 2020
全ての像に会いに行くもよし、ファンのキャラをピンポイントで狙うのもよし。
復興の手助けにもなりますし、新型コロナウイルスが落ち着いたらぜひ熊本に訪れてみてはいかがでしょうか?
像の設置マップは熊本復興プロジェクトHPを確認して見てください。
熊本地震の規模や震度は?
熊本地震は、28時間ほどという短い間隔で2回も震度7を計測した、非常に珍しい大地震です。
直接的要因:50人
間接的要因:212人
豪雨被害要因:5人
行方不明:0人
負傷者:2,804人
避難者:183,882人
被害総額:4.6兆円
※2018年4月13日まで
1949年1月に震度7という階級に改訂されて以降、1995年に起きた阪神・淡路大震災が最初の震度7の地震でした。
その後、阪神・淡路大震災を含めても6回しか震度7は計測されていないにもかかわらず、たった28時間でで2回も起きてしまったのです。
しかも、震度7の前震と本震だけではなく、震度6強が2回、6弱が3回も他に発生しています。
さらに、2019年にも1月3日に震度6弱、1月26日に震度5弱が起こっているとあって、余談を許さない状況は続いています。
前震
発生:2016年4月14日 21時26分
マグニチュード(気象庁):6.5
震源の深さ:11km
震災当初は前震が本震とされていましたが、すぐに本震が発生したために気象庁がやはり前震であったと考えられると発表。
静岡大学の客員教授の吉田明夫氏によれば、地震のメカニズムが本震とは異なるため、それぞれ独立した活動とみる方がいいといいます。
本震
発生:2016年4月16日 1時25分
マグニチュード(気象庁):7.3
震源の深さ:12km
前震から約28時間後に発生した本震は、前震をも超えるマグニチュードを観測しました。
内陸型の地震でマグニチュード6.5以上の地震が起き、さらに強い地震が起きたのは初の事例となります。
地震にが起きたことで近くの地域の地震活動が活発になるのはよくあることですが、熊本地震は離れた地域の地震活動も活発化された可能性があり、気象庁も「近代観測史上、聞いたことがない」と話しています。
前震・本震・余震の区別が付きにくいという点からも極めて珍しい大地震となっています。
熊本城の修復はいつ終了するの?
熊本地震を受けて、熊本城は石垣(国の特別史跡)が6ヶ所ほど崩れ、長塀(国の重要文化財)が100メートルにもわたり倒壊しました。
4月16日の本震では、国の重要文化財でもある東十八間櫓と北十八間櫓が石垣と一緒に崩落し、隣にある熊本大神宮の社務所を潰してしまいました。
熊本城の2つの天守の屋根瓦は多くがはがれシャチホコも落下。
石垣は同じ石を組み直さなくてはならないために、途方もない時間を要します。
2018年4月にシャチホコが設置され、11月末には石垣が完了。
2019年10月から熊本城の特別公開が始まり、徐々にではありますが復興が進んでいる印象です。
内部の修復は2021年の春に完了する予定となっています。
とはいえ、全体となると2037年度に完成予定と、まだまだ時間がかかる作業となっています。