麦わらの一味において、名前の呼び方というのはお互いの信頼度や親密度を計る上で重要なポイントとなっています。
特に、ロビンに関しては、尾田さんも意識して呼び方を変えていることが明らかとなっています。
そしてもう一人、名前の呼び方の変化のタイミングが気になる人物・・・フランキーについてまとめて見たいと思います。
麦わらの一味のメンバーに対してのロビンの呼び方については↓を見てみてください。
仲間になりたての呼び方
フランキーは元々の敵という立場から、エニエス・ロビーでは大きな戦いで共闘しています。
CP9戦においても麦わらの一味と同様に、ネロとフクロウを倒す活躍を見せていました。
しかし、その段階ではまだ正式な仲間にはなっていませんし、呼び方もやはり他人行儀。
ただ、仲間になった後もよそよそしい呼び方してる人もいれば名前呼びになる人も出てきたりしています。
ところで、それぞれどんな呼び方してたか思い出せますか?
あれ?? 何だっけ? と思った方はぜひ参考にしてみてください。
麦わらの一味 | 呼び方 |
---|---|
ルフィ | 麦わら 麦わらのルフィ お兄ちゃん |
ゾロ | 剣士 やたら好戦的な三刀流の海賊剣士 腹巻の野郎 |
ナミ | お姉ちゃん 小娘 |
ウソップ | 長鼻ボーヤ お兄ちゃん 長っ鼻 鼻 |
サンジ | お兄ちゃん マユゲのお兄ちゃん マユゲ ぐるぐるコック ぐるぐる |
チョッパー | ゴリラ シカ 怪物 シカゴリラ |
ニコ・ロビン | ニコ・ロビン 悪魔の女 |
ブルック | ガイコツ ガイコツ野郎 骨 |
ジンベエ | ジンベエ |
呼び方が名前に変わった理由
ロビンの場合は、エニエス・ロビーでの一件が終わった後からは、一味の呼び方も名前に変わっています。
49巻のSBSでその理由が書かれていました。
今巻475話では、ロビンの「大丈夫?ナミ・・・!!」というセリフがあります。
基本、本人には”ナミ”と呼びかける様です。
他のメンバーの事も名前で呼び始めました。
エニエス・ロビーの一件が終わり、ロビンが本当の意味で仲間達に心を開き始めた事のあらわれでしょう。
作る話は大きくなっても、こんな些細な人間関係、大切に描いていきたいと思います。(49巻SBS)
フランキーもエニエス・ロビーの後に仲間になったので、ロビンと同じく名前の呼び方で親密度や信頼度が変わってきたというのが分かります。
名前で呼んだ瞬間
では、名前で呼んだ瞬間はいつだったのでしょうか。
スリラーバークの途中からナチュラルに名前で呼んでいるのが興味深いですね・・・。
そのセリフと共に見ていきいましょう。
ルフィ
意外にもルフィと呼ぶことが少なく、バルジモアに飛ばされた時に心の中で呼んでいます。
「バルジモアの燃える霊獣伝説」になる直前ですね。
おいルフィ・・・!!
サニー号はまだ本気を出しちゃいねェぞ
サニー号を”夢の船”にできるの船長はお前だ・・・!!!(第596話:SPECTRUM)
ゾロ
オーズ戦で登場した究極の合体技「パイレーツドッキング6 巨大ロボ戦士」への参加を要請する際にゾロと呼んでいます。
影を獲られた後に再びスリラーバークにいた際、フランキーと一緒に行動していたこともありサンジより早く名前で呼ばれるようになったのでしょうね。
ゾロ!!
ぐるぐる!!
スタンバイだ!!(第472話:ダウン)
ナミ
ナミについては、名前で呼ぶのが一番遅かったんじゃないでしょうか!?
パンクハザードでローに体を入れ替えられた時に、ナミの体になったサンジが鏡を探していることに対してフランキーの体のナミが注意。
さらに、フランキーの体になったナミに対してチョッパーの姿のフランキーが注意しています。
そんなことよりナミ!
おれの姿でアロハのボタン
止めんじゃねェ!!(第663話:CC)
ウソップ
オーズ戦で、ウソップとの連携技「鉄人彗星」を繰り出した時に名前で呼んでいましたね。
「長っ鼻」呼びはさすがに違うなと思ったのでしょうか!?
職人系の似たもの同士、シンパシーを感じているに違いないでしょうね・・・。
準備はいいか!?
ウソップ!!(第475話:森の海賊団)
サンジ
トビウオライダーズを一蹴した後にやってきたデュバルが、サンジに狙いを定めている場面での会話。
これもナチュラルに名前で呼んでいますね。
サンジ!!
あいつ誰だ
お前 何か恨まれてんじゃねェか!!(第494話:デュバルの悲劇)
チョッパー
オーズ戦でパイレーツドッキング6が失敗に終わり、チョッパーと共に「フランキー空中散歩(スカイウォーク)」建設。
板を渡す役のチョッパーとの会話で初めてチョッパーと呼ばれています。
直後には合体技「スーパーフラッパーゴング」を繰り出しました。
しかしこの散歩道
寿命は短い!!
さっさといくぞチョッパー!!(第472話:ダウン)
ロビン
最初から「ニコ・ロビン」とは呼んでいましたが、これはあくまでも「麦わら」のように世間に知られている呼び方の一つというとらえ方なのかなと思うので「ロビン」と呼ばれる瞬間を見ていきます。
シャボンディ諸島でケイミーが攫われた後、トビウオライダーズに協力してもらった場面。
ロビンとナミに対してトビウオに乗ってけと誘うシーンで呼んでいます。
ナミはなぜは「小娘」でロビンはちゃんと名前でと呼んでいるのか・・・一緒にCP9に捕まったということや、古代兵器を呼び起こせる似たもの同士で親近感が湧きやすかったんでしょうかね!?
小娘!!
ロビン!!トビウオにのれ!!
人魚の奴が攫われた!!!(第500話:歴史の残り火)
ちなみに、ナミは「ちょっとやめてよその呼び方!!」ってツッコんでいますね・・・。
ブルック
スリラーバークで会ったばかりの時は「ガイコツ」と呼ぶことが多かったですが、オーズ戦になると「ブルック」と呼ぶようになっています。
リューマに敗北を喫したにもかかわらず、ウソップを助けながら大量の塩を持って登場したブルックに対してフランキーが叫んでいます。
これは、ラブーンの話やリューマとの戦いを経て、仲間意識が強まったからってのが大きいのでしょうかね!?
ブルック
おまえっ・・・!!
動けるのか!?(第475話:森の海賊団)
ジンベエ
ジンベエと最初に会ったのは、魚人島の「海の森」。
アーロンやフィッシャー・タイガーの話をした後、ナミがジンベエを許した場面。
ジンベエが「かたじけない」と涙したシーンを見ているフランキーが泣きながら名前で呼んでいます。
自分もアニキキャラなので、立場に共感できるようですね。
うお~~~う
わかるぜアニキの辛ェ立場!!
おめェ男だジンベエ!!!(第627話:かたじけない)
フランキーが最初に名前で呼んだのは「ニコ・ロビン」ですが、これは親しみが込められてはいません。
仲間として最初に呼ばれたのは、スリラーバークで共闘した時のウソップとブルックだったりするんですよね。
一番遅かったナミは、船の操作関係で連携を取らなくちゃいけない2人だったのに、なぜか呼びませんでした。
まあ、漫画の中で描かれていない場面では呼んでいたんでしょうけどね・・・。