第1007話で突然現れたおでんでしたが、すぐさま第1008話で正体が明らかとなりました。
おでん本人だ・・・オニ丸の変化だ・・・福ロクジュの妖術だ・・・などなど、あり得そうな予想もありましたが、なかにはボンちゃんやデボンといった絶対にあり得ないだろっていう予想まで出ていました。
まさに尾田さんの掌で転がされた2週間だったのではないでしょうか・・・。
で、結局のところは、やはりと言うべきか多くの人が予想していたカン十郎の絵でしたね。
ついでにオロチもこれまたやっぱり生きていました・・・こいつらの狙いをまとめてみましょう。
おでんの正体はカン十郎の絵!
宝物殿に突如として現れたおでんは、カン十郎の絵でした。
最初はトキに飛ばされてきたといい、「カイドウを討ちに行こう」と赤鞘たちを信用させる発言をしていましたが、雷ぞうとアシュラ童子だけは騙されませんでした。
雷ぞうがトキ様の言葉を錦えもんたちに言い聞かせます。
錦えもん
トキ様は言った・・・!!“人は決して過去には戻れない”!!!
トキ様の力は未来へ行く力!!
あの日おでん様は死んだ!!!
それは未来へ行こうと
変わらぬ事実でござる!!(第1008話:頭山盗賊団棟梁アシュラ童子)
それでも信じない錦えもんに「目を醒ませ」と殴り、おでんの顔を斬るアシュラ。
おでんの絵が錦えもんに斬りかかろうとしていたので、殴ったことで錦えもんを助けた形となりました。
が、アシュラは刺されてしまい、ようやくみんなも目が醒めたって感じでしたね・・・遅いよ・・・。
という流れだったわけですが、なぜ雷ぞうとアシュラだけ気づけたのかは謎です。
忍者だから疑い深いってことはありそう・・・アシュラはおでんと唯一戦って家臣になっているので目の前のおでんに違和感があったとかでしょうかね!?
おでんが体にダイナマイトを巻き付けていて爆破、アシュラがみんなをかばって一緒に巻き込まれてしまいました。
いくら情があったとはいえ、菊の丞がしっかりトドメを刺さなかったのが原因だったわけですが・・・それを許すアシュラの懐の深さよ・・・。
カン十郎の狙いはモモの助
ちなみにおでんの絵は遠隔操作で、カン十郎本体は別のところにいます。
おでんの絵で油断させておいて、隙を見て赤鞘たちに斬りかかる作戦だったっぽいので、カン十郎の作戦は半分成功半分失敗といったところでしょうか。
本体は自由に城内を走りまわり、モモの助を捜索中です。
光月家の血を絶やすためにモモの助を討ち、自分も死ぬことで黒炭カン十郎として「最高の終幕」を演じきりたいのだそう。
ただ、モモの助がヤマトと一緒にいることを知らないと思われるカン十郎・・・もしモモの助を見つけてもヤマトに勝てないと思うのですが・・・。
ヤマトはまだ元気いっぱいですし、負傷しているカン十郎じゃ返り討ちに遭っちゃうんじゃないでしょうか。
モモの助たちもどこに向かっているのか謎なので、誰と鉢合わせるのかにも注目です。
サンジは結局赤鞘のところにもジャックのところにも現れませんでしたが、いずこへ・・・。
オロチも生きていた!
そして、コイツも生きていましたね。
城内に火を点けまくって火事騒ぎを起こしています。
その奥では福ロクジュも追っ手に攻撃しているので、今は完全に2人で行動しているようですね。
福ロクジュが姿を消していたのはオロチと合流するためであり、改心する可能性も少しはあると思っていた自分を殴ってやりたい気分です・・・。
あの生首はなんだったのか・・・今回の流れを考えると、あの時すでにカン十郎が描いたオロチだったということでしょうかね!?
もしくは、福ロクジュの妖術かどっちかでしょうね。
宴が始まる前に、オロチとカン十郎と福ロクジュでいざという時のために作戦を練っていたってことなのでしょう。
オロチの狙いとは?
オロチは、カイドウに裏切られたことで百獣海賊団も侍も関係なく敵認定しています。
城内に火を点けたところでカイドウにとってはなんてことないので、せめて新鬼ヶ島計画を頓挫させる構えでしょうかね。
先に花の都に降りたって、ワノ国をメチャクチャにしてから海外に逃亡するとか!?
CP-0と取引した軍艦なんかが港にあれば可能性もあるんじゃないでしょうかね。
カイドウはすでに対海賊となっているので、オロチが赤鞘やモモの助に討たれて光月家の雪辱を果たす相手になるのでしょう。
とりあえず生きていたということで、ヤマタノオロチの能力を存分に見せてくれることだけを期待しています。
能力を見せたら、カン十郎と共にさっさと討たれてしまえ!!お願いします。
それでもしつこく生きていそうだけど・・・ワポル臭がするのでしぶとそうだし、扉絵連載で復活でもおもしろそうですね・・・。