【考察】空白の100年の鍵を握る重要な土地・ポーネグリフの仕掛け人ジョイボーイ【ワンピース】

「空白の100年」とは、900年前~800年前に起きたとされる、世界政府が隠しておきたい「何か」のこと。

「Dの一族」や「ある巨大な王国」が滅んだこと、世界政府の始まりに関わっている重要なできごとが起きたと思われます。

ルフィたちはこれまで様々な島や国を辿ってきましたが、何かに導かれるように「重要な土地」にたどり着いています。

ここでは、そんな「空白の100年」の鍵を握る重要な土地をまとめてみました。



「空白の100年」の鍵を握る重要な土地

「空白の100年」の真相に関わってくると思われる重要な土地5ヶ所を、ルフィたちが冒険した順に見ていきます。

双子岬、エニエス・ロビー、インペルダウン、赤い土の大陸、マリージョアなども重要な土地だと思いますし、ゴッドバレーやロッキーポート、テキーラウルフなど謎の土地もありますが、今回は遠慮していただきましょう。

「Dの一族」と世界の成り立ちに関わってくると予想する土地についてピックアップしています。

・アラバスタ王国
・ジャヤ&スカイピア
・魚人島
・ゾウ
・ワノ国

これらの土地に隠された秘密は、すべてジョイボーイが散りばめたものであり、次に現れる「未来のジョイボーイ」が探してくれることを期待していたのだと思っています。

ロジャーもジョイボーイの素質がありましたが、ポセイドンがなかったために世界をひっくり返すことはできませんでした。

そして、ルフィに引き継がれようとしているというところなのです。

アラバスタ王国

アラバスタ王国は、代々ネフェルタリ家が収めてきた国家。

800年前には20人の王族の1人として世界政府の設立に関わったネフェルタリ家ですが、マリージョアには行かず地上に残った唯一の王族です。

アラバスタにあるポーネグリフにはプルトンのありかが示されているとされ、王位継承とともに受け継がれてきたものでもあります。

20人の王族は当初、世界を平和に治めるという名目でDの一族が暮らす「ある巨大な王国」を滅ぼしたのでしょう。

科学技術や文明が発達していたため、古代兵器を造る技術や悪魔の実のなる樹なんかがあったのかもしれません。

それが欲しかったために、「あの国はヤバイ思想を持ち、世界を滅ぼそうとしている」とでも吹聴したスパンダムの祖先がいたのでしょう。

ネフェルタリ家以外の王族はDの一族の圧倒的な科学力を奪い世界を力で治めようと考えていたところ、異議を唱えたのがネフェルタリ家という構図なのではないでしょうか。

ネフェルタリ家の祖先が「ある巨大な王国」からDの一族を逃がしてくれた信頼できる人物だとすれば、「古代兵器のありか」という重要なポーネグリフを守ってもらっていたというのにも合点がいきます。

逃げたDの一族というのがジョイボーイであり、その仲間たちということになります。

シャンドラ

約400年前に、ジャヤの一部がノックアップストリームによって、スカイピアに飛ばされてしまっています。

スカイピアにあったシャンドラのポーネグリフには、ポセイドンのありかが書かれていましたよね。

これを見たロビンは、このポーネグリフの役目は終わったと判断しています。

その隣には、ロジャーがおでんに彫らせた「我ここに至りこの文を最果てへと導く」の文字も・・・。

ポーネグリフを命がけで守ってきた代々のシャンディアたちは、もう戦わなくていいという結論に至りました。

プルトンのありかが書かれていたポーネグリフを守ってきたネフェルタリ家と、まったく同じ役目をしていたとうことになります。

ということは、シャンディアの祖先もジョイボーイにとって信頼のおける重要な一族なのでしょう。

ちなみに、シャンディアの祖先は空島から青海に降りてきた一族で、同時期に一緒に降りてきて「ある巨大な王国」に住みだしたのがDの一族だと思うんです。

しかし、約200年前に再び空島に飛ばされてしまった・・・。

つまり、シャンディアとDに一族は親戚みたいな関係性だったんじゃないでしょうか。

Dの一族に羽がないのは、様々な人種との交配によって血が薄まっているから!?

魚人島

スカイピアにあったポーネグリフが導いていたポセイドンのありかこそ魚人島であり、しらほし(過去の人魚姫)自身がポセイドンでした。

また、海の森にあったポーネグリフには、ジョイボーイの謝罪文が書かれていました。

かつてジョイボーイは人魚姫と約束をしていたが、果たすことができなかったというのです。

しかし、その約束を果たすためにやってくる者が現れるので、それまでノアを守るというのがネプチューンの一族が任された使命となっていたのでした。

ジョイボーイの約束とは、魚人や人魚をノアに乗せて全員を地上に連れて行き暮らせるようにするということなのでしょう。

ただ、ジョイボーイが生きている間にできなかったため、未来のジョイボーイに託したということ。

また、世界をひっくり返すためにもポセイドンの存在が不可欠でしたが、ロジャーの時にはいなかったのでできませんでした。

おそらく、ラフテルに行けばその意味が分かる仕組みになっていると思われます。

ちなみに、ロジャーが魚人島を訪れた時にはポーネグリフの隣にロードポーネグリフがありましたが、現在は所在不明となっています。



ゾウ

ゾウにはモコモ公国というミンク族が住む国があり、ワノ国の光月家とは堅い絆で結ばれています。

ラフテルの場所を示す4つのロードポーネグリフのうちの1つがあるということからも、超重要な国であることは間違いありません。

「20人の世界の王」と「ある巨大な王国」の戦いにおいて、負けたDの一族。

ネフェルタリ家のおかげで逃げ切れたジョイボーイたちは、光月、霜月、天月、雨月、風月と名前を変えることにしたのではないでしょうか。

つまりジョイボーイはDの一族であり光月家の初代、そしておでんやモモの助の直系の祖先だと思うのです。

ジョイボーイが過去にミンク族を救った大きな出来事(麦わらの一味が毒ガスから救ったような)があり、ミンク族はジョイボーイ(光月家)と堅く結ばれているのかなと。

ゾウは1000年以上生きていますが、歩き始めた明確な年数は言及されていない!?

約800年前にジョイボーイが象主に歩き続けるように命令したと思われます。

作中でミヤギが「千年もの時間をかけて」「一体どこへ」「向かっているのか」を聞いてみたいと言っていますが、1000年歩き続けているとは言っていないので800年前からでもおかしくはないと思われます・・・。

ロードポーネグリフを世界政府に見つからないようにして、いつか現れる未来のジョイボーイが来る時まで守ってほしいとミンク族にもお願いしたのでしょう。

ワノ国

ワノ国に逃げてきたジョイボーイたちは、とりあえず鎖国をして世界政府からロードポーネグリフを守ることを徹底します。

さらに、隙をみて海外に出て信頼できる土地にポーネグリフを点在させることにします。

ポーネグリフをひとつなぎに辿ってくることで、いずれはワノ国に到達する仕組みにしていると思われます。

もちろん、ワノ国に来られる人は他にもいますが、歴史を知った上でたどり着かなければ意味がありません。

重要な土地に住む面々を仲間に引き込むことも重要ですし、ポーネグリフを読める人がいなくてはロードポーネグリフも役に立ちません。

ロードポーネグリフは、ワノ国、ゾウ、魚人島(現在は不明)、ビッグ・マムが所持となっていました。

ビッグ・マムが持っているロードポーネグリフも、以前は信用のおける土地にあったところを奪ったのかもしれません。

ラフテルには、世界政府が隠している「空白の100年」について書かれているネオ・ポーネグリフがあり、ロジャーやおでんは世界の全てを知ったということなのではないでしょうか。

ただ、古代兵器を持っていなかったために、その先の「世界をひっくりかえす」ことはできなかったと思われます。

いずれもルフィたちが辿ってきた場所であり、それぞれの土地の人々と友好関係を築いているのはルフィだからこそできたこと。

しかも、ほとんどロジャーと同じログを辿っているのも意味があると思われます。

これは、偶然ではなく決められた巡り合わせであり、万物の声を聞けるルフィとロジャーだからこそ、ラフテルまでたどり着けるのでしょう。

それは、ポーネグリフとラフテルの関係の仕掛けを作ったのが、万物の声を聞くことができるジョイボーイだから、その想いに共鳴しているということなのではないでしょうか・・・。

世界をひっくり返すための古代兵器の使い道についても、こちらの記事で考察しています。



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