2年の間にローが引き起こしたと言われている「ロッキーポート事件」。
世間的には、コビーが市民を救ったとして英雄と呼ばれるようになった事件として有名なもの。
ローは海賊100人の心臓を海軍に送り届けたことで王下七武海になったとされていますが、これも関係しているのか気になるところですよね。
ここでは、ロッキーポート事件では何が起きたのか、コビーが英雄と呼ばれた理由について考察していきます。
ロッキーポート事件では何が起きた?
いったいロッキーポート事件とはどういったものだったのか?
普通に考えるとローがロッキーポートとう場所で事件を起こし、コビー率いる海軍が市民を守ったと受け取れます。
しかし、いくら強くなったとはいえ、2年前の時点でルフィにワンパンでKOされたコビーがローに勝てるとは思えません。
実際は、海軍にとって不都合な事件だったためコビーが収めたということにしているにすぎないと考えています。
過去にも同じようなことがありましたよね。
アラバスタではクロコダイルを倒した麦わらの一味の活躍は、世間的にはもみ消されスモーカーが解決したことになっています。
ゴッドバレー事件では、ロジャーとガープが組んでロックス海賊団を倒したが、ガープが倒したことになっています。
しかもガープの場合は英雄と呼ばれるようになったきっかけでもあり、コビーの件と似ています。
七武海に入るためのきっかけ
ローは、王下七武海に入るためのきっかけとして海賊の心臓を100個も海軍に届けています。
ロッキーポート事件とは別の事件だという味方もできますが、この2つの事件は同じものなのではないでしょうか。
白ひげが亡くなったことで、ナワバリにしていた島や国に海賊が押し寄せる事件が各地で起きていました。
それをコビーたち海軍は収める必要があったと想像できます。
ローは、成果をあげたいと画策していたので、この混乱を利用したと考えられます。
多くの海賊に襲われたロッキーポートという港町にローが出向き、ザコ海賊を倒したのではないでしょうか。
ただ倒すのではなく、心臓を奪い海軍に渡すことで海賊たちをおびき寄せてコビーが捕獲したのでしょうね。
ローが市民を救った
つまり、市民を救ったのはローであり、コビーはほとんど何もできなかったのでは!?
もしかしたら、ローが海賊たちにうまい話をしてロッキーポートを襲わせるように指示し、海軍にもリークしたのかもしれませんね。
首謀者がローというのも、「ロッキーポートを今から襲撃する」などと言っておけばおかしくありません。
ただ大将や中将がなぜいなかったのかは謎ですが、ザコ海賊に襲わせるとしておけば、コビーで十分だと判断したのでしょうかね。
アホみたいに集まった海賊たちは、ローの自作自演だとも気づかずに破壊を行おうとしましたが、ローにまとめてやられたってところでしょう。
そもそも、ローは意味もなく一般市民を襲うことはしない海賊ですし、どこかルフィたちに似ている海賊団ですからね。
自作自演じゃなくても、ローが白ひげのナワバリだったところを見張っていて、七武海に入るためのきっかけとして海賊狩りをしていた可能性は十分考えられます。
コビーが英雄と呼ばれた理由
コビーが英雄と呼ばれるようになったのは、ローがコビーに心臓をわたし、海賊たちを捕獲したからでしょう。
心臓だけなら、海賊たちも束になれば海軍とも戦えますが、少しでも心臓をギュッとされたらヤバいですからね。
もし、心臓を潰されたくなかったら、海軍に捕まれと言われれば従うしかないでしょう。
もちろん海軍はローがやったことだと知っていますが、海賊が町を救ったと世間に広めてしまうのはよくありません。
まさにゴッドバレー事件と同じ構造で、コビーが英雄と呼ばれるようになったのでしょう。
ということで、ロッキーポート事件はローが市民を救った事件で、世間的にはコビーが救ったことになっているという考察でした。